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社長だって仕事に行きたくない

最終回 自分へのご褒美があれば頑張れる

2013年3月26日(火)

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 カリスマ社長、小山昇氏が新入・若手社員にアドバイスをする連載も今回が最終回。第1回は「失敗することの重要性」を、第2回では「数字にこだわることの大切さ」を説いた。

 およそ仕事とは、おおむねつらくてしんどいものです。

 趣味に没頭しているうちに、それが仕事になった人をニュース記事などで見ることがありますね。あなたはそれを「好きなことをやって生活できるなんてうらやましい」と思うでしょう。

「明日仕事に行きたくないと思うこともある」という小山昇氏(写真:陶山勉)

 しかし、マスコミが伝えているのはあくまでも一側面に過ぎません。実際に本人に会って話を聞いてごらんなさい。いくら趣味の延長線上で仕事をしているといっても、必ず何らかの悩みや苦しみを抱えていますから。

 楽な仕事、苦労せずにできる仕事なんてものは、この世には存在しません。「ユートピア」という言葉は「理想郷」という意味のほかに、「どこにも存在しない場所」というニュアンスを強く含んでいると聞きます。あなたがストレスのない職場を望んでいるとすれば、まさにそれこそユートピア幻想です。

社長だって仕事に行きたくない

 第一、私だって65歳になってもなお、寝床に就く前には「明日は仕事をしたくないな」と思います。朝起きても「今日はかったるい」と思います。皆さんと同じ年の頃は、午前と午後で1回は仕事をしたくないと思いました。時には、1日に5回に及ぶこともありました。

 年間ざっと300日は働いており、しかもそれをかれこれ10年余り続けた。実に1万5000回以上も「仕事に行きたくない」と思っている計算になります。と、前回述べた「数字で考える」を身をもって示してみたわけですが、こうしてみると改めてびっくりしますね。自分で言うのもなんですが、その後、考え方を変えたので、昔と比べれば仕事をしたくないという気持ちは減りました。

 でも社長の私ですらそんな具合なのだから、社会に出て日が浅いあなたが、仕事がつらい、もう嫌だと思うのは当然のことではあります。あるのですが、しかし私とあなたとでは、決定的に違う点が1つあります。

 私は「仕事とは基本的にしんどいものだ」という事実を、全面的に受け入れている。だからつらいと感じても「自分で決めたこと」だと思って、毎日仕事に向かうことができる。あなたは逆に、その事実を受け入れていない(あるいは部分的にしか受け入れていない)。だから嫌だの辞めたいだのとネガティブな感情にとらわれるのです。

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「社長だって仕事に行きたくない」の著者

小山 昇

小山 昇(こやま・のぼる)

株式会社武蔵野 社長

1948年山梨県生まれ。76年に武蔵野に入社し、89年から現職。赤字続きの同社で経営改革を断行。2000年、2010年に日本経営品質賞を受賞。ダスキンの加盟店業務の傍ら、550社以上に経営を指導。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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