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「夜更かし」=「夜型」はウソだった!

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠学(10)

2013年3月27日(水)

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 我々、日本人の睡眠は、どんどん「夜型」になっており、睡眠時間も減っていると述べた。

 また、人間の体内時計が25時間である、というよく聞く説は間違いで、実際には24時間10分くらいを中心に個人差があり、だいたい正規分布していることも、「新しい常識」として紹介した(第2回 体内時計25時間はウソだった!)。

 ところが、これがうまく伝わらないことがある。

 例えば──「間違い」である体内時計25時間説は、今もあちこちに流布しており、専門家らしき人も述べている。それをいきなり「間違い」と言われても信じてもらえない。また、平均が24時間そこそこでも、個人差があるなら25時間周期の人もいるかもしれない、というふうな旧説の擁護も聞いた。

 このような受け取られ方は新鮮だったし、また、このあたりをちゃんと理解することで、さらに視界が広がりそうなので、あらためて取り上げたい。

 まず最初に、「夜型」「朝型」について。

「これ、たしかに、ちゃんと説明した方がいいと思っていたんですが──まず、夜型と聞くと、どんなふうなイメージを持ちますか」と三島さんは問いかけた。

 ぼくが思い浮かべたのは、Twitterなどのソーシャルメディアだ。夜、仕事をしながら、横目でクライアントのウィンドウを見ていると、午前4時前後に「おやすみ」の人と「おはよう」の人が交錯する時間帯がある。ぼくは物書き稼業で、知人も同業種や編集者など、翌朝午前中に起きる必然性が少ない人たちが多い。従って、「午前4時におやすみ」の夜更かしが多い。ただ、それでも「午前4時におはよう」の超早起きの人もいるから不思議だ。そして、とりあえず、ぼくにとって、夜型の人とは前者「午前4時におやすみ」に代表される人たちだ。

「やっぱりそうですよね」と三島さん。「でも、そういう宵っぱり型の生活を恒常的に続けている人が、本当の意味での夜型というわけでもないんですよ」

 なんと、宵っ張り=「夜型」ではない、と。

 もちろん、そう単純な話ではなかろうと予想はしていたのだが、こうもはっきり「違う」ということになろうとは。

8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識
川端 裕人(著)、三島 和夫(著)

 睡眠の都市伝説を打ち破り、大きな反響を呼んだ「睡眠学」の回が、追加取材による書き下ろしと修正を加えて単行本になりました! 日々のパフォーマンスを向上させたいビジネスパーソンや学生はもちろん、子育てから高齢者の認知症のケアまでを網羅した睡眠本の決定版。睡眠に悩む方々は、本書を読んでぜひ理想の睡眠を手に入れてください。

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「「夜更かし」=「夜型」はウソだった!」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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