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アパレル企業でも「服より雑貨」の時代

変わらないトレンドが生んだ新しい潮流

2013年3月26日(火)

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 3月2日、遊心クリエイション(本社・大阪市西区)はデザイン雑貨ショップ「ASOKO(アソコ)」の第1号店をオープンさせた。同社は低~中価格帯のSPA(製造小売り)ブランド「イーブス」などを手がけるアパレルだが、新業態として雑貨店を出した。

 日用品、食器類、スマートフォンカバー、文房具、自転車などバラエティに富んだ品揃えで、価格は100円未満から2万円台後半までと幅広い。店舗面積は100坪が標準で、今夏から本格出店を開始し、3年後には100店舗体制に拡大する構想を打ち出している。毎年平均で30店舗強を出店しなくてはならないことになる。かなりのハイペース出店だ。

遊心クリエイションが出した雑貨ショップ「ASOKO(アソコ)」の外観(左)と店内

 その1週間ほど後に、「アースミュージック&エコロジー」や「イーハイフンワールドギャラリー」などの低~中価格レディースカジュアルSPAを展開するクロスカンパニーも新業態として雑貨専門店を始めることを発表した。店舗名は「メゾン ド フルール」で、発表によると20~30代女性をターゲットとしてアクセサリーや時計、バッグや、ギフト向けのタオルや香水、靴下などを取り扱うという。今秋から出店を開始し、2013年度に2~3店舗を出店、2億5000万円の売上高を目指す。

数年前の服でも違和感なく着られる不思議

 近年、アパレルやSPAブランドの新規業態開発は雑貨がメインになっている印象がある。雑貨専門業態でなくとも、雑貨をある程度、品揃えしない新ブランド・新業態はないと言っても過言ではない。なぜそれほど雑貨が重宝されるのだろうか。おそらく、衣料品ではもはやトレンド感を表現しにくいということがあるのだろう。

 ファッションのプロが見れば、毎シーズン、それぞれにトレンドが変わっていたのかもしれない。しかし、筆者のような素人からするとほとんど変わっていないように見える。4年ほど前の服を今着ても違和感がない。

 レディースを見ても相変わらずスキニーパンツやレギンスはそれなりに市民権を得ているし、ドルマンスリーブのトップスは街に溢れている。

 『2012年秋冬まではナチュラルテイストをベースにした「ナチュかわ」が長らくトレンドを占めてきましたが、景気回復が予想される今春夏からはモードテイストにシフトした「ナチュモード」がトレンドです』。

 こう言われたところで、素人には変わっていないように見える。強いて言うなら、レディースではスキニーパンツやレギンスに大ぶりな花柄が登場したくらいだろうか。あとはカラーが、明るいネオンカラーになっているくらいか。かと言って、これまでのダークトーンのスキニーパンツやレギンスをはいているとおかしいかというとそうではない。

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「アパレル企業でも「服より雑貨」の時代」の著者

南 充浩

南 充浩(みなみ・みつひろ)

フリーライター、広報アドバイザー

1970年生まれ。洋服店店長を経て繊維業界紙に記者として入社。その後、編集プロダクションや展示会主催業者などを経て独立。業界紙やウェブなどに記事を書きつつ、生地製造産地の広報を請け負う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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