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100円にこだわった「トマトとキュウリのシンプルサラダ」誕生秘話

現場直結の“とれたて情報”を活用するセイコーマート

2013年4月11日(木)

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日経デジタルマーケティングは、書籍『マーケティング立国ニッポンへ――デジタル時代、再生のカギはCMO機能』を発行した。このコラムでは、その関連記事を紹介していく。マーケティングとマネジメントを精緻に連動させて企業価値を増大させているケーススタディを中心に構成。前回は、北海道ナンバー1のコンビニエンスストア「セイコーマート」が、企業経営とマーケティングが一体化している様子を解説した。第2回は、サラダを例に、究極の「顧客起点」を紹介する。

 北海道で知らない人はいないとまで言われるコンビニエンスストア、セイコーマート。その商品の中に「トマトとキュウリのシンプルサラダ」というものが昨夏、登場した。キュウリの大ぶりのスライスと、ざっくりくし形にカットしたトマトがぎっしりカップに詰まっている。そのボリューム感から「これで100円なの?」という新鮮な驚きがある。実際に2012年夏に店頭に並び、売れ行きは上々だったという。

100円にこだわった「トマトとキュウリのシンプルサラダ」

 なぜ、このような商品が作れるのか。

 セイコーマートが自社で農業法人を経営し、畑とつながっていることの強みがここに生かされる。惣菜のメニューを開発するのは、札幌にある本社の商品部。産地とつながっている彼らの元には、「今年の夏は気候が良くて、ぐんぐんキュウリが育っています」といった情報がリアルタイムに入ってくる。豊作になって、結果として価格が下がったというような事後情報とは、情報の質が格段に異なるのだ。

 ぐんぐんキュウリが育っていることが分かれば、それを使って商品を作ろう、となるのはむしろ自然の成り行きだ。収穫時期になってから商品を企画をしても、十分な検討時間を確保できない。生育の現場とダイレクトにつながっているからこそ、タイムリーな企画や販売ができるのである。

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「100円にこだわった「トマトとキュウリのシンプルサラダ」誕生秘話」の著者

安藤 元博

安藤 元博(あんどう・もとひろ)

博報堂

1988年博報堂入社。主にマーケティングセクションに在籍し、企業の事業/商品開発、キャンペーン開発、グローバルブランディングに従事。2010年より、「統合マーケティング」のハブとなる組織を率いる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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