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カップヌードル・ミュージアムに行ってみた!

「ブランド・ジャパン2013」9位の日清食品と15位のカップヌードル

2013年3月29日(金)

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 日経BPコンサルティング主催の「ブランド・ジャパン2013」コンシューマー市場(BtoC)編で9位に立ったのが、「日清食品」である。ランキングで同社を上と下で挟むのは、「カルビー」(8位)と「サントリー」(10位)という、これまた食品・飲料分野の大手である。ただし、3年連続でのトップテン入りは日清食品のみだ。ちなみに同社の主力商品「カップヌードル」は15位だ。20位以内に1社から複数ブランドがランクインというのは快挙といえる。他には「アップル」(1位)と「iPhone」(18位)しか見当たらない。

 意外といえば意外である。日清食品ホールディングスの連結売上高は、2012年3月期で3806億7400万円だ。即席麺、カップ麺の世界ではガリバーではあるが、売り上げが5000億円を超える食品・飲料メーカーは複数存在する。日清食品がシェアや売上高という分かりやすい存在感以上の価値を消費者に示しているのは間違いない。そのヒントを探るために記者は、横浜市みなとみらい地区にある「カップヌードル・ミュージアム」に出かけてみた。

 同館は2011年9月に開業している。正式名称は「安藤百福発明記念館」という。その名の通り、創業者の偉業を振り返る展示に大部分を割いている。「百福シアター」ではCGアニメで彼の生涯を見せ、その後に来場者が誘導されるシアターの出口正面には「百福の研究小屋」が待ち構えている。小屋は等身大サイズの再現模型だ。昼夜を問わずインスタントラーメンの開発に取り組んだという空間にはありふれた調理道具しかない。この展示には「アイデアさえあれば、ありふれた道具だけで世界的な発明が生み出せる」というメッセージが込められているそうだ。百福氏の半生をその時代背景とともに紹介した、58メートルという長大な展示パネルも圧巻である。

 記者は研究小屋が気に入って何度ものぞいてしまったが、大半の来場者は「マイカップヌードルファクトリー」「チキンラーメンファクトリー」がお目当てだったと思う。前者は4種類のスープ、12種類のトッピング具材を選び、オリジナルのカップヌードルを作れるというものだ。1食300円で受け取るカップにはマジックペンで自由に書き込める。後者は小麦粉をこねて、蒸した後に同社が開発した「瞬間油熱乾燥法」で仕上げるまでの工程を自分の手で楽しめる。こちらは小学生300円、中学生500円という料金通り、主に小中学生向けだ。チキンラーメンファクトリーは1人で申し込むことはできないため、記者はマイカップヌードルファクトリーに挑戦した。

お1人様だと悲しかった

 来場者の大半は、家族連れもしくは大学生のカップルである。ミュージアムを訪れたのは平日の夕方だが、超満員だった。春休みが始まったばかりというタイミングのせいかもしれない。マイカップヌードルファクトリーにも長蛇の列ができていた。整理券を受け取って並んでいたものの、実際のカップヌードル作りを体験できるまで1時間近く待った。ここではカップのデザイン、麺のセット、スープ・具材選び、包装という工程ごとに係員に呼ばれながら来場者は移動していく。彼女たちはみんなマイクで来場者に声をかける。1人で来るとなかなかつらい。

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「カップヌードル・ミュージアムに行ってみた!」の著者

上木 貴博

上木 貴博(うえき・たかひろ)

日経ビジネス記者

2002年に筑波大学を卒業し、日経BP入社。「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「日経マネー」編集部などを経て、2016年4月から現職。製造業を中心に取材中。趣味は献血(通算185回)。相撲二段。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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