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米国が韓国に愛想を尽かす日

緊張高まる朝鮮半島を木村幹教授と読み解く(3)

2013年4月11日(木)

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「手間ばかりかかる朝鮮半島に米国はいつまで留まるのか」――。日本、米国にとって鬼門の朝鮮半島の過去と未来を木村幹教授と読んだ(司会は田中太郎)。

北の核武装は米国のせい

北朝鮮が核恫喝の声を高めています。焦った韓国は中国を頼ろうと「米中二股外交」に動きます。あれだけ面倒を見てきた同盟国から見限られてしまった米国は、どうするのでしょうか。

鈴置:米国は必死で力を誇示しています。韓国に核の傘を改めて保証したり、最新鋭兵器を送って米国の関与を強調したり。北朝鮮ににらみを利かせるだけではなく、韓国から信頼を取り戻すのが狙いでしょう。

 しかし、北朝鮮の核開発を阻止できなかった米国に韓国人は不満を高めています。文ジョンイン延世大学教授は4月8日付の中央日報に「米国はなぜ、北の核への対応に失敗したのか」なる一文を寄せました。

 文ジョンイン教授は「平壌の誤った行いばかりを責めるのではなく、自身の政策的過誤も省みなければならない」と場当たり的対応に終始した米国を批判しました。

 “米国の失態”を言い募ることで、韓国は中国接近を米国に認めさせようとしています。コラムで二股外交を明確に主張した朝鮮日報の金大中顧問も「米国もそれを理解してくれるだろう。米国一辺倒外交では限界があることが明確になったのだから」と書いています(「保守派も『米中二股外交』を唱え始めた韓国」参照)。

中国は北朝鮮を見捨てるか

 普通の韓国人に二股外交について聞くと「国が生き残るためにはそれしかないのだから、米国から文句を言われる筋合いはない」と答える人が多いのです。

 しかし、韓国の保守派の大御所の「二股外交論」には普通の米国人はさぞ、ショックを受けたと思います。米国人は韓国をいつも手助けてきたジュニア・パートナーと見なしていますから、中国と天秤にかけられるとは夢にも思っていなかったでしょう。

 さすがにアジアの専門家の中には韓国の二股を予測していたと思われる人もいます。米戦略国際問題研究所のマイケル・グリーン先任副所長です。同氏は3月9日付中央日報に「中国は北朝鮮を見捨てるか」という文章を寄稿しています。

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コメント17件コメント/レビュー

建国以来アメリカは、戦争に勝ったことも多いですが、唯一負けたのがベトナム戦争です。そのときには、韓国人が関わっていました。また、2600年以上の歴史がある日本でも、唯一負けた戦争には韓国人が関わっていました。その当時は日韓併合によって、日本軍に韓国人が関わっていましたからね。日本とアメリカが共に戦争に負けた共通点を挙げるとすると、”韓国人が関わっていた”ということです。ま、あれだけの恨によるマイナスパワーを発している国民ですから、アメリカといえど、韓国人と関わると悪い方へ悪いほうへと引きづられるのかもしれません。国家だけではなく、韓国と関わった日本企業もことごとく業績が悪化してますしね。アメリカが条件付きであろうとなかろうと北と対話に応じる用意がるという姿勢を示すことは、それこそ金正恩の思う壺ですし、根本的な核の脅威を取り除くことにはならず、アメリカの失敗でしょう。実質的にベトナム戦争以来の敗北と言っても良いかもしれません。韓国人とは関わらないことこそが、勝利と言えるかもしれません。(2013/04/16)

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「米国が韓国に愛想を尽かす日」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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建国以来アメリカは、戦争に勝ったことも多いですが、唯一負けたのがベトナム戦争です。そのときには、韓国人が関わっていました。また、2600年以上の歴史がある日本でも、唯一負けた戦争には韓国人が関わっていました。その当時は日韓併合によって、日本軍に韓国人が関わっていましたからね。日本とアメリカが共に戦争に負けた共通点を挙げるとすると、”韓国人が関わっていた”ということです。ま、あれだけの恨によるマイナスパワーを発している国民ですから、アメリカといえど、韓国人と関わると悪い方へ悪いほうへと引きづられるのかもしれません。国家だけではなく、韓国と関わった日本企業もことごとく業績が悪化してますしね。アメリカが条件付きであろうとなかろうと北と対話に応じる用意がるという姿勢を示すことは、それこそ金正恩の思う壺ですし、根本的な核の脅威を取り除くことにはならず、アメリカの失敗でしょう。実質的にベトナム戦争以来の敗北と言っても良いかもしれません。韓国人とは関わらないことこそが、勝利と言えるかもしれません。(2013/04/16)

長期的・総合的に見て、北朝鮮より韓国・中国の方が脅威なのだから、日本は「どうすれば韓国が困るか?」「どうすれば中国が困るか?」という視点で戦略を考えるべきだと思いました。そうすると北朝鮮が今のような駄々っ子でいてくれるのがありがたいと思います。何か良い手段は無いのかな?(2013/04/16)

朝鮮半島は、だれにとっても鬼門ということがよく分かります。日本は朝鮮半島を米中露に任せて大正解でしたね。(2013/04/16)

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三品 和広 神戸大学教授