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伊東孝紳・ホンダ社長――トップが語る環境経営

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2013年5月7日(火)

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 環境経営やCSR(企業の社会的責任)はトップが語るからこそ真実味があり、実効性を伴う活動につながる――。そんな考え方を基に連載を続けてきたのが、日経エコロジーの「トップインタビュー」です。このほど、既掲載分を選りすぐってまとめた『トップが語る環境経営 時代の証言2010-2013』(日経BP社)を発行いたしました。この中から、一部の記事をご紹介します。

 第1回は、ホンダ代表取締役社長執行役員の伊東孝紳氏です。

(聞き手は桜井敬三=日経エコロジー編集部)

社長就任の翌年の2010年に「Honda環境ビジョン」を定めました。

伊東孝紳(いとう・たかのぶ)
ホンダ 代表取締役社長執行役員
1953年生まれ。1978年京都大学大学院工学研究科修了、同年ホンダ入社。同社モータースポーツ統括、専務取締役などを歴任。2009年6月代表取締役社長、2011年4月から現職
写真/加藤 康

伊東 「『自由な移動の喜び』と『豊かで持続可能な社会』の実現」を目指します。個人の自由な移動の喜びや楽しみ、便利さの追求は、創業者の本田宗一郎が自転車用補助エンジンの「初代カブ(ホンダ カブ F型)」を1952年に発売したころからずっと変わらず、受け継がれています。

 環境問題にも早くから取り組んできました。大気汚染などの環境問題が深刻化していた60年代には、「子どもたちに青空を」を合言葉に、低排出ガス車の開発を始めています。

 72年には、達成不可能といわれた米国カリフォルニア州のマスキー法(70年発効の改正大気浄化法)が定める自動車の排出ガス規制を、「CVCCエンジン」を開発してクリアし、これを翌73年発売の「シビック」に搭載しました。その後も数々の排ガス規制を、業界で最も早くクリアし、世界トップの環境性能を維持してきたという自負があります。

 排ガスのクリーン化は、もう相当レベルにまで達してしまった。5年ほど前から、取り組みの中心はCO2など温室効果ガスの排出削減、気候変動対策へと移っています。

CO2排出量を徹底的に調べる

環境ビジョンと併せて、「製品によって、モビリティと暮らし全体で排出する温室効果ガスのゼロ化を目指す」ことも宣言していますね。

伊東 社長就任と同時に、当社グループの全世界での活動で、いったいどれくらいのCO2を排出しているのか、徹底的にそのデータを集めることにしました。自動車の排ガスなど、製品使用時の排出も含めてです。それによって、自らの位置付けを明確にすべきだと考えたのです。

それが昨年、業界では世界で初めて、サプライチェーン全体が対象の分類「スコープ3」のデータを開示することにつながったわけですね。

伊東 2011年に2010年のデータを集め始めたころは、「GHG(温室効果ガス)プロトコル」におけるスコープ3の算定ガイドラインの発行(2011年10月)前でした。GHGプロトコルは、世界経済人会議(WBCSD)と世界資源研究所(WRI)が共同で設立したGHGプロトコルイニシアチブが開発した温室効果ガス排出量の算定ガイドラインで、世界的なデファクトスタンダードになっています。

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