• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

自分の経験から本物の自信を得るには「概念化」が必要

体験を積み重ねて経験則を導くには

  • 好川 哲人

バックナンバー

2013年4月30日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 あなたがどのような仕事をしていようが、「こうすればうまくいく」というやり方を持っているはずだ。これを「持論」と呼ぶ。

 意識しているかどうかはさておき、だれにでも持論はある。ただし、それを文章にまとめておき、仕事に取り組む際、読み返している人になるとそう多くはないのではないか。

 そこでプロジェクトマネジメントに関心を持つ有志に集まってもらい、持論を書く活動を昨年実施し、その模様を本連載で報告してきた。昨年末で、27編の持論が出そろったので、その骨子を2回に分けて紹介した(『私はプロジェクトをこう成功させた』『成功のカギは「執念、親心、主体性、臆病、明るさ」』)。

 持論を作成してくれた人全員について、持論の骨子を紹介できたので、今回は振り返ってみたい。

 一連の活動は持論を作ることによる交流を目指したものであったので、個々の持論に対する評価ではなく、27編の持論をまとめて見たときに、筆者が感じたことを述べてみる。

 前々回に持論の読み方として書いたように、持論に書かれている内容はその人がうまくやっている方法であるので、良しあしはないし、ましてや正しい正しくないという議論は成り立たない。

 ただし、持論の書き方については、巧拙あるいは好ましい好ましくないという評価があり得る。ここから先は持論の内容ではなく、持論の書き方について考えていく。

 本連載の第1回『あなたの「持論」は文章に書けますか?』で持論を「経験から生まれ、行動を導いている方法論」と定義した。方法論とは「うまくいくことが証明されているやり方」を指す。証明は理論的にできる場合もあれば、統計的に示す場合もある。

 今回書いてもらった持論を読んでみると、人によって証明のやり方に差があった。複数の体験に基づく経験を持論としている人と、実際にうまくいった体験をそのまま持論とした人がいた。数でいうと、経験に基づいた人は少数で、体験を書いた人が多かった。

 つまり「経験から生まれ、行動を導いている方法論」として記述した人は少数で「行動を導いている体験」を書いた人が多かったことになる。

体験と経験は違う

 上記の説明は分かりにくかったと思う。「体験と経験は違うのですか」と聞かれたら、「その通り」と答えたい。そこでまず、体験と経験はどう違うのか、整理してみたい。

 デジタル大辞泉を引くと「体験とは自分で実際に経験すること」と説明されている。この説明はなかなかよくできていて、経験は自分でするとは限らないという前提になっている。体験しない経験もあるわけだ。

コメント0

「あなたがプロなら 持論を作れ、持論を磨け」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長