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第1回 それは御社のコア技術ではありません

2013年5月2日(木)

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高杉康成氏が講師を務める「高収益商品・サービスを作る コア技術・ノウハウ展開塾」が6月からスタートします。自社のコア技術・ノウハウを発掘し、新たなビジネス展開や事業強化につなげる経営塾です。詳しくは、5月21日・29日、6月4日に東京・新橋で開催する無料説明会で。

 グローバル市場で日本企業が韓国や台湾メーカーの後塵を拝するケースが増えている。国内でも、縮小する市場で活路を見いだせない中堅・中小企業が目立つ。日本の産業がかつての強さを取り戻すにはどうすればいいのか。そのキーワードの1つがコア技術。企業が持つ様々な強みの中でも、最も重要でかつ事業の核となるものだが、ほとんどの企業が経営戦略に生かせていない。大手精密機器メーカーから中堅・中小企業まで多くの新事業開発や製品開発を成功に導いたコンセプト・シナジー代表取締役の高杉康成氏が企業復活のための処方箋を提示する。

コア技術を誤認識し、使い方も誤っている日本企業

 御社のコアとなる技術、またはノウハウは何ですか――。企業経営者やビジネスパーソンにこう訪ねると、たいてい同じ、誤った返事が返ってきます。

「技術力の高さです」

「スピード対応ができることです」

「品質が高いことです」

 自社の強みへの関心が高く、SWOT分析(強み:Strengths、弱み:Weaknesses、機会:Opportunities、脅威:Threats を評価するためのツール)を行っている企業でも、このような誤った回答をします。

 いったい、どこが誤っているのか。その話に入る前に、多くの日本企業がコア技術・ノウハウに対して持っている、もう1つの誤解について触れておきます。

 日本企業の多くは、自社のコア技術を誤認識しているだけでなく、その使い方も誤っています。別の言い方をするなら、誤認識したコア技術に、頼りすぎているのです。これだけ高い技術力があるのだから、品質の高い製品が作れるのだから、納期にも遅れないのだから――と、そのコア技術をビジネスへとつなげる努力を怠っているのが実態です。「いいものを作っているのに売れない」というのは、その最たる例と言えます。

 一方で、韓国や台湾などの企業を見ると、日本企業とは正反対です。彼らは、仮に、しっかりとしたコア技術は持っていなくても、それをビジネスにつなげるために、あらゆる手を使っています。そうして、自社を成長させています。

 日本企業も同じです。コア技術をただ持っているだけでは勝てません。ところが、しっかりとしたコア技術がある企業ほど、それに頼りすぎる傾向があります。過去、コア技術さえあれば、ビジネスを拡大できていた時代の名残でしょう。

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「コア技術が日本を救う」のバックナンバー

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「第1回 それは御社のコア技術ではありません」の著者

高杉 康成

高杉 康成(たかすぎ・やすなり)

コンセプト・シナジー代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。キーエンスで新規事業・新商品グループチーフなどを務めた後、独立。高収益の実現を目標に、新規事業・新商品開発、提案営業力強化などの収益力改善を指導している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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