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強烈な危機感から名門語学学校の変革に挑む

第3回 内永ゆか子・ベルリッツコーポレーション名誉会長に聞く

2013年5月7日(火)

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 第3回は、ベルリッツコーポレーションの内永ゆか子名誉会長。日本を代表する女性ビジネスリーダーは、同社の会長兼CEO(最高経営責任者)に就任した2008年4月から丸5年間、世界的に有名な老舗語学学校の変革に奔走。今最もニーズの高いグローバル・リーダーを養成する教育機関に大転換させた。その原動力は、強烈な危機感だった。

 「グローバル企業の変革は大変だったが、やるべきことはできた」。今年4月、ベルリッツコーポレーション名誉会長の内永ゆか子は、この5年間を振り返った。同社の会長兼CEO(最高経営責任者)に就任した2008年4月以来進めてきた、世界的に有名な老舗語学学校の変革に一定の手応えを感じたのだ。

内永ゆか子(うちなが・ゆかこ)氏
1971年6月東京大学理学部物理学科卒業。同年7月日本アイ・ビー・エム入社。95年4月取締役 アジア・パシフィック・プロダクツ担当。99年7月取締役 ソフトウェア開発研究所長。2000年4月常務 ソフトウェア開発研究所長。2004年4月取締役専務執行役員 開発製造担当。2007年4月同社定年退職 技術顧問。2007年4月特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(J-Win)理事長。同年6月ベネッセコーポレーション取締役。2008年4月ベネッセコーポレーション取締役副会長、ベルリッツ コーポレーション会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)。2009年10月ベネッセホールディングス取締役副社長、ベルリッツコーポレーション会長兼社長兼CEO。2013年4月から同社名誉会長。主な著書は『部下を好きになってください』(勁草書房)、『日本企業が欲しがる「グロ-バル人材」の必須スキル』(朝日新聞出版社)。(写真:稲垣 純也)

 語学学校から「グローバル・リーダー」養成の教育機関へ大転換しようと内永が決断したのは、2008年4月にベルリッツの経営を任されてから2週目、本社がある米プリンストン(ニュージャージー州)に向かう飛行機の中だった。ベルリッツのこれからの役割をどう位置づけ直すべきか、自問自答する中で導き出した答えが、それだった。

 この時、内永は強烈な危機感を抱いていた。

 内永は2004年4月から2007年3月まで、日本IBMの開発製造担当取締役専務執行役員として、主に製造部門のリストラに当たった。「ThinkPad」ブランドで有名なパソコン事業の中国レノボ・グループへの売却などを手がけた。当時、パソコンが極度の価格競争に陥り、IBMで製造する必要性がなくなったのだ。

 「パソコンがコモディティーになったように、いずれ英会話教室もそうなる。差異化できなくなり、ベルリッツのような高価格の語学学校は潰れる」と内永は確信すると同時に、強烈な危機感を抱いていたのだ。

米プリンストンにあるベルリッツ コーポレーション本社

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「強烈な危機感から名門語学学校の変革に挑む」の著者

多田和市

多田和市(ただ・わいち)

日経ビッグデータ

日経ビジネス記者・副編集長、日経情報ストラテジー編集長、日経ビジネス編集委員、日経BPビジョナリー経営研究所上席研究員などを経て、2014年1月から日経ビッグデータ記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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