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あの「LINE」を活用した仕事マネジメント術の実際

短文メッセージで部下と信頼関係を築く

2013年5月10日(金)

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 今回はいつもと趣向を変え、爆発的な勢いで普及しているショートメッセージ・アプリ「LINE」を使って、飛び回る部下たちを、自分も飛び回りながらマネジメントする方法を紹介する。

 LINEは主にスマートフォンで使えるアプリで、無料通話やメッセージ送信ができる。全世界で既に1億5000万人が使っているといわれており、本コラムをお読みいただいている読者の中にも使っている人がいるだろう。使ってはいなくても、LINEという名前は聞いたことがあるのではないか。

 「LINEは知っているが、あれは巨大な絵文字を友人同士でやり取りして楽しむもので、仕事で使うものではないでしょう」と思われた読者がいるかもしれない。「スタンプ」と呼ばれるLINEの絵文字には可愛らしいものが多く、ビジネスの雰囲気にそぐわないと私も当初は思っていた。

 ところが試しに使ってみると意外とそうでもないことに気付く。私が組織のマネジメントをするにあたって、LINEは手放すことのできないツールになっている。

 私は部下3人をマネジメントしながら、コンサルタントとして、研修の講師として、日本全国を飛び回っている。コンサルタントである部下3人も同様に全国を飛び回っているため、コンサルティング先で一緒になることを別にすると、顔を合わせるのは1週間に1度あるかどうかだ。

 部下は飛び回りながら、私にプロジェクトや営業の状況を報告してくる。私も飛び回りながら、部下に助言したり、必要があれば判断をして伝えている。ほとんど顔を会わせずにマネジメントをするのに、LINEが役立っている。

プロジェクトごとにLINEのグループを作る

 使っているのはLINEのメッセージ機能とグループ機能である。部下と私でグループを作り、その中で要件を短文メッセージに書いて送り合う。基本はこれだけだ。無料通話は使わない。お互い飛び回っているので、同時刻に対話することがなかなかできないからだ。

 グループは私たちが抱えているプロジェクトごとに作っている。あるプロジェクトに参加している部下と私で一つのグループ、別のプロジェクトに参加している部下と私で、また一つのグループといった具合だ。

 おかげさまで結構な数のプロジェクトを抱えているので、4人とはいえ、グループの数はかなりあり、そのグループごとにLINEでメッセージをやり取りしている。つまり「人」単位ではなく、「プロジェクト」単位でやり取りする。

 グループごとにアイコンを作成できるので、そのプロジェクトに合った画像にしている。ある会社の商談に関するグループであれば、その会社の名前を入れたアイコンにしておく。中心メンバーの顔写真をグループのアイコンにする場合もある。こうするとアイコンを一目見れば、何のプロジェクトなのかすぐ判別できる。

 グループ内でやり取りするメッセージは業務連絡や相談、指示などだが、メモもある。コンサルティング先で顔を合わせて話し合ったことや、電話でやり取りする時間がとれて、そこで話したことをLINEに書き込み、備忘録としている。

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「あの「LINE」を活用した仕事マネジメント術の実際」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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松﨑 曉 良品計画社長