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デジタルマーケティングが日本企業を強くする

第4回 石黒不二代・ネットイヤーグループ社長に聞く

2013年5月15日(水)

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 第4回は、ネットイヤーグループの石黒不二代社長。今最も注目されている「デジタルマーケティング」に特化した企業への支援事業を展開し、業績を伸ばしている。2003年に事業の「選択と集中」を決断。「自ら変わることで、世界を変える」というビジョンを掲げる石黒社長。「デジタルマーケティングの世界で最先端を走り、日本のGDP(国内総生産)を引き上げる」と意気込む。

 「ツイッター」や「フェイスブック」といったソーシャルメディアには、これまでのコールセンターに届きにくかった、顧客の不満や疑問の声などが集まる。KDDIは、そうした顧客の情報をいち早くキャッチして不満の解消や疑問に答える取り組みを行い、顧客満足度の向上に努めている。KDDIの先進的な取り組みを支援しているのが、石黒不二代が率いるネットイヤーグループだ。

石黒 不二代(いしぐろ・ふじよ)氏
1980年名古屋大学経済学部卒業。ブラザー工業、スワロフスキー・ジャパンを経て、92年米スタンフォード大学経営大学院に留学。同大学院で経営学修士(MBA)修得。その後、米シリコンバレーでコンサルティング会社を起業し、日本の大手企業と米国のベンチャー企業の技術移転に従事する。ネットイヤーグループ創業に参画。2003年6月に単独のCEO(最高経営責任者)になり、約10年で売上高44億円、大手グローバル企業を中心とする150以上の顧客を持つまでに成長させる一方、経済産業省で複数の委員を務めるなど公職にも就いている。『言われた仕事はやるな! 』(朝日新書)など著書・寄稿多数。

 ネットイヤーは、一般にはなじみはないが、KDDIのような大企業を中心に、デジタル技術を活用して顧客と企業の関係を維持・強化するマーケティング支援に取り組んでいる。今最も注目されている「デジタルマーケティング」では「最先端を走っている」と石黒は力強く話す。

 その表情には、リーダーとしての自負が感じられる。「欧米に比べマーケティング分野で遅れが目立つ日本企業が本格的にデジタルマーケティングに取り組めば、業績を伸ばすことが期待される」(石黒)。

 デジタルマーケティングとは、顧客に参加してもらい、継続的に顧客と企業の関係を強化するマーケティングだ。顧客のデータを継続的に蓄積し、リアルタイムに顧客とのコミュニケーション及び業務を最適化するためにプラットフォームを構築。ウェブサイトや、フェイスブックのようなソーシャルメディア、iPadやスマートフォンなど新しいデバイス、さらには店頭、POS(販売時点情報管理)、屋外広告、営業マンといったリアルの顧客接点も活用しながら、顧客との関係を維持・強化させていく。

 宣伝や販促、店頭販売、カスタマーサポートなど企業活動全般において顧客のデータが蓄積されるように、デジタルマーケティングのプラットフォームを設計することになる。デジタルマーケティングによって顧客とのコミュニケーションの精度が向上。マーケティングの効果を測定できるので、業務を改善し続けられる。その結果、マーケティング予算の最適化を図れ、顧客との関係性も継続的に強化することができる。

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「デジタルマーケティングが日本企業を強くする」の著者

多田和市

多田和市(ただ・わいち)

日経ビッグデータ

日経ビジネス記者・副編集長、日経情報ストラテジー編集長、日経ビジネス編集委員、日経BPビジョナリー経営研究所上席研究員などを経て、2014年1月から日経ビッグデータ記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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