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貧困でも美容院は2週に1回

「チャベスと美女の国」ベネズエラの秘密

  • 松浦 健太郎

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2012年12月11日(火)

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 原油確認埋蔵量が世界一の国はどこかご存じだろうか?サウジアラビア?UAE(アラブ首長国連邦)?イラン?ロシア?

 正解は南米のベネズエラ。

 多くの日本人にとってベネズエラはなじみの薄い国だろう。しかし、世界一の原油確認埋蔵量を誇り、天然ガス確認埋蔵量も世界で8位の資源大国である。日本企業にとって注目に値する国と言えるだろう。今回はその「未知の国」ベネズエラの知られざる実態を紹介する。

貧困対策で絶大な支持を得たチャベス大統領

 ベネズエラと言えば、まず思い浮かぶのは徹底した反米路線をとるウゴ・チャベス大統領かもしれない。

 2012年10月7日の大統領選挙では、そのチャベス大統領が、対抗馬のエンリケ・カプリレス候補に11ポイント近い得票率の差で再選された。これで2019年までの政権運営が確定した。

 1999年に選出されたチャベス大統領は、なぜこれほど国民の支持を獲得し、長期政権を実現できたのか。

 理由は多々あるがその1つは彼の親しみやすさにある。自分の誕生日にはアンデス伝統楽器チャランゴのリズムに合わせ踊ったり、選挙戦では壇上でエレキギターを弾くふりをしながら、自身の選挙応援ソングを歌ったりもした。また、テレビの前で大統領に再選できるように神に祈りながら涙を探す場面もあった。

 一国の大統領としてはやや軽いとも思える行動だが、これら人間味のある彼の振る舞いはベネズエラ国民に親近感を湧かせるのであろう。あるいはチャベス大統領自身が、「この国の国民は論理的に納得させるよりも、感情に訴える方が効果的であると考えているのかもしれない。

 もちろんそれだけではない。彼の実施する政策も大衆の支持を集める大きな要因だ。

 社会主義の確立に邁進する執政には異論が多いものの、石油など天然資源を国の財産として管理し、原油・石油製品輸出で得た外貨を「ミシオン」と呼ばれる低所得者層向けの社会開発プログラムに充てるなど、その強権が貧困層の生活水準向上に貢献したことは間違いない。

収入が減っても美容にかけるお金は減らさない

 ベネズエラと言えば「美女の国」と言う人も多い。日々街を歩いている私自身はこの意見に賛同はしないが、ベネズエラ人が外見に金銭をかけるのは事実だ。

ミスコンでも上位常連のベネズエラではモデル学校に通う子供も多い

 現地の民間調査会社ダタアナリシスが2012年に実施した調査では、国民の可処分所得の7.6%は「衣類」に充てられているという。一方、日本の総務省が発表した2011年家計調査で「衣類」の占める割合は3.1%。所得水準の違いがあるものの、2倍以上の開きがある。

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