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人口ボーナスで国内消費の拡大続く

「美人の国」コロンビアの秘密(下)

  • 清水 文裕

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2013年2月6日(水)

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 前回に引き続き、コロンビアの「今」をお伝えしましょう。

 筆者がコロンビアの首都ボゴタに駐在して約2年半が経ちましたが、市内の朝・夕方の通勤時間帯の渋滞は年々ひどくなっています。そこで職住接近を図るため昨年末に引っ越しました。昼間なら車で通常15分から20分くらいの場所へ移動するのに、ラッシュアワーには1時間以上かかることがあります。

インフラ整備は遅れているが…

 人口約760万人(2012年、統計庁推定)のボゴタ市は、一般道から幹線道路への接続が悪く、そのうえ補修不足による段差、亀裂・穴が多数発生するなど道路状況が劣悪です。最近の新車販売増加や通勤時のタクシー急増などにより、主要道路へ出る多数の車が至るところであふれかえっています。

 首都圏では地下鉄など鉄道公共輸送がないため、大量輸送手段はバスです。我が家のメイドは早朝4時に起床し、5時頃に自宅を出発。幹線道路で専用車線を走る2~3両連結の「トランスミレニオ」という大型バス、または中小道路を走る「個人事業主経営タイプ」の中型バスなどを乗り継ぎ、午前8時過ぎ頃、我が家に到着します。子供を持つ主婦メイドであるため、午後2時頃には仕事を済ませ再び3時間超をかけ自宅に戻ります。

専用車線を走る連結バス「トランスミレニオ」が大きな公共交通機関だが、渋滞解消はなお課題

 やっかいな事態になっていますが、これはコロンビア経済が急速に成長しているためです。若年層の人口が多く、「人口ボーナス」が経済を潤しているのです。

 統計庁によれば、コロンビアの2012年人口は4658万と予測され、ブラジル、メキシコに次ぐ中南米第3位の規模です。1985年(3080万人)から2000年(4030万人)までの15年間で約1000万人近く増加しました。2020年にはそこからさらに1000万人上乗せされ、5091万人に達すると予測されています(2011年5月12日調査時点)。

人口ピラミッドは「正三角形」

 2012年の人口構成を図示すると、ほとんど正三角形の典型的な人口ピラミッドを形成しています。ゼロ歳からコロンビアの成人に相当する19歳までの人口は、全人口の37.2%、29歳までの若年層を含むと実に54.2%と過半を占めているのが特徴です。

人口ピラミッドは正三角形。国の「若さ」を映す
(出所)国立統計局(DANE)資料から作成

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