• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

地上で働く客室乗務員

職場が「空」から広報部、宣伝部に

2013年5月29日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 女性の憧れる職業として、いつの時代も挙げられる客室乗務員。
 飛行機を利用する際、乗客が最も接する機会の多い職種の一つであると共に、緊急事態が生じた際には乗客を安全に機外へ脱出させる保安要員としての役割も担う。

 とかく華やかな乗務に目が行きがちな職業だが、活躍の場は機上だけにとどまらない。訓練教官や機内サービス企画なども担っているのだ。

 例えば機内食の開発では、盛りつけや配ぜんを機内で行う立場でメニューを開発するシェフと意見を交換する。食器などの機内搭載品をどこに収納すればシェフが納得のいく食器で料理を提供できるかなど、会議室での議論を現場の実情に適合させる役目も期待されている。

 機内サービスと密な関係のある職務も担う一方で、航空会社の取り組みを社会に伝える広報や宣伝分野の地上勤務に1~2年間ほど就く客室乗務員もいる。

 今回は、日本航空(JAL)でこの春から広報部と宣伝部に配属された2人の客室乗務員に意気込みや経営破綻後の意識の変化を聞いた。日本航空はグループ全体で約5000人の客室乗務員を擁し、その9割以上が女性で占められている。

客室乗務員が社内報作りに

 4月下旬、入社6年目の串田桃子さんは広報部内で社内報を担当する企画グループに配属された。
 「好きな英語を生かせて、いろいろな場所に行けるのがいいですね」
 中学生の時に家族と北海道を旅行した串田さんは、機内でやさしく接してくれた全日本空輸(ANA)の客室乗務員の姿を見て、この道を目指した。

 そして2008年、当時JALグループ内でリゾート路線を担当していたJALウェイズに入社。初めての乗務は成田~マニラの日帰りだったという。

 JAL本体では、国内線で一定期間の経験を積んだ後、訓練を経て国際線へ移行する。だがJALウェイズの場合は、最初から国際線乗務。タイ人など外国籍のクルーとチームを組むため、JAL本体よりも高い英会話スキルが求められた。

 地上勤務となったことで、日々色々な国を訪れられなくなるのを寂しいと感じる串田さんだが、今は社内報作りに情熱を注ぐ。以前は自分の部署など、関係の深いページを読んでいたと正直に打ち明けた串田さん。だが「今は、すべての部署のことを知ってほしいです」と話す。いかに他部署の出来事を、分かりやすく伝えるかに頭を悩ます日々を送っている。

今春から広報部に着任した客室乗務員の串田桃子さん(右)と、宣伝部の山中美七さん(撮影:吉川忠行、ほかも同じ)

コメント0

「吉川忠行の天空万華鏡」のバックナンバー

一覧

「地上で働く客室乗務員」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです。

ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO