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アフリカは高成長“大三角形”の1角に

ドイツポストDHLのフランク・アッペルCEO(最高経営責任者)に聞くアフリカ貿易の現在

2013年5月30日(木)

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 ネット通販の成長とアジアの成長から恩恵を受けて2012年はグループ売上高555億ユーロ(約7兆2150億円)、営業利益約27億ユーロ(約3510億円)を稼ぎ出し、収益の70%を国外で稼ぎ出している国際物流大手のドイツポストDHL。220カ国に進出し、グローバル化をますます加速化させている。このほど来日したフランク・アッペルCEO(最高経営責任者)に、アフリカをはじめとした今後の貿易トレンドについて話を聞いた。

(聞き手は広野 彩子)

国際物流において、ドイツポストDHLの競合他社に対する強みは何ですか。アフリカでも先行しているとうかがいました。

フランク・アッペル(Frank Appel)
ドイツポストCEO(最高経営責任者)。独ミュンヘン大学化学修士、スイス連邦工科大学チューリヒ校で神経生物学博士号を取得。ドイツのマッキンゼー・アンド・カンパニーのマネージメントパートナーを経て2008年から現職。(写真:陶山 勉)

アッペル:アフリカでは全市場でトップシェアです。それだけではなく当社はとりわけアジアにおいても市場をけん引しています。中東、ラテンアメリカ、東欧でも強いですし、将来の成長市場すべてでいいポジションにあると言っていいでしょう。

 比較的中小規模の顧客が海外とのモノのやりとりができる事業パートナーを求めるようになってきているので、競争を有利に展開できていると思います。

アジア域内は比較的展開が容易だと思いますが、アジア-アフリカ間などはどうでしょう。モノのやりとりは増えていますか。


中国のアフリカ投資が激増している

アッペル:もちろんです。アフリカの成長ぶりは目覚ましいものがあります。アフリカでは、政治情勢が安定してきていると思います。そこで中国がアフリカ諸国への投資に大変力を入れています。もちろん、一義的には天然資源が目的なのですが、アフリカの消費人口も魅力的だからでしょう。

 アフリカにマネーが流入すれば、消費がますます増えますし、生活水準も向上し、貿易をますます促進します。アフリカは目覚ましい成長を遂げると予想しています。まだ売り上げ規模は小さいのですが、とにかくものすごいスピードで成長しています。

 当社は、高い成長率を示しているアジアを中心とする3つの「貿易トライアングル」(アジア域内、中東-アフリカ-アジア、ラテンアメリカ-アジア)は、2028年までに国際貿易の約40%を占め、世界経済を形成すると予測しています。

対アフリカでは、どのような貿易が多いですか。

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「アフリカは高成長“大三角形”の1角に」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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