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「水道水が茶色く鉄臭い」がヒント

「底辺」こそ将来の有望顧客【ヤマハ発動機】

2013年6月11日(火)

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 飲み水や農業用水といった「水」の供給は、アフリカにおける喫緊の課題である。

 ヤマハ発動機は昨年7月からアフリカで、水浄化装置「クリーンウォーターシステム」の本格販売を開始した。

 開発のきっかけは、途上国に駐在する社員からの「水道の水が茶色く鉄臭い」という話だった。工場によっては、従業員の半数以上が水道のない地域から通っているケースもあり、河川の水を浄化して供給できないかと思って開発したのが現在のシステムである。

 2010年にトライアル販売を開始し、JICA(国際協力機構)や外務省などによる資金援助を活用して、セネガルやモーリタニアなどで設置・運用を進め、浄水性能や設置技術のノウハウを集めた。そして昨年、アフリカを含む途上国で本格販売を開始した。

住民による運営を可能にする

 クリーンウォーターシステムの特徴は、浄水に砂や砂利を利用した「緩速ろ過式」と呼ばれる仕組みを使うところである。河川や湖沼に設置し、1日に約8000リットル、800~1200人分の浄水を供給できる。不純物を取り除くための凝集剤やフィルターなどを使わないため、メンテナンスが容易で環境負荷も低い。そのため、集落住民による運営が可能である。

 これまで国際援助で高度で大規模な浄水施設が建設することはあったが、稼働させるための電力や薬品を容易するための資金を用意できなかったり、技術者が帰国したために施設が止まっていたりするケースが少なくない。こうした問題を回避し、住民による運営と可能にするとともに、地域住民による水配達ビジネスなどを後押しする。

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