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お酒が生んだ「消毒液ビジネス」

現地の生活に目を凝らしてみた【サラヤ】

2013年6月17日(月)

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 アフリカで環境衛生ビジネスに乗り出したのが、手洗い用のせっけん液やアルコール消毒液などを開発・販売するサラヤである。

 開発途上国では現在、衛生環境が原因で、5歳未満の子供が年間880万人死亡しており、せっけんによる手洗いによって約100万人の命が救われると言われている。病院での院内感染や術後の感染症による死亡例も多く、衛生環境の改善が課題となっている。

 サラヤのアフリカ進出のきっかけは、国連が「国際衛生年」と定めた2008年。国連は、10月15日を「国際手洗いの日」と定め、ユニセフ(国連児童基金)を中心に、各国で衛生習慣を広めるプロジェクトを進めていた。

 同社はこれに同調し、販売する衛生商品の売上の1%を日本ユニセフ協会を通じて寄付し、ユニセフがウガンダで展開する手洗いの普及活動を支援する「100万人の手洗いプロジェクト」を開始。寄付の金額目標を3年間で3000億円とした。

 同社はこの活動を、寄付活動だけにとどまるつもりはなかった。アフリカにおけるビジネスにつなげたいという考えが当初からあった。ただ、アフリカといっても国によって様子はさまざま。治安が悪かったり政治リスクを抱えてたりする国も多い。電気や水道などの生活インフラが整っていないところもある。そうした情報がない状態で現地に参入するのはリスクが大きい。

国連を味方につけ現地参入

 そこで同社は、ユニセフなどの国際機関を「味方につける」戦略をとった。ユニセフや現地NGOのスタッフの支援を受け、実際にウガンダの村落や学校に出向いて、石けんを使った正しい手洗いの方法を教えて回る活動を開始。更家悠介社長を先頭としたサラヤ社員のプロジェクトチームが、手洗いの普及活動をしながら現地の学校、病院、自治体などにサラヤの消毒液を紹介していった。

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