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“屈託のない笑顔”が武器の日系ヘアサロン

真剣にスタッフと接してサービスレベルを向上

2013年6月17日(月)

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センスが感じられる「matinee」の看板

 日本人が多く住む上海の中でも、特に日本人をよく見る古北地区。ここに密かに人気があるプライベート・ヘアサロン「matinee(マチネ)」がある。matineeを切り盛りするのは、オーナー兼ヘアスタイリストの安東泰一氏(39歳)だ。独特のファッション、風貌、豊富な話題、いつもにこやかで人なつこい笑顔、流暢な中国語――そんな彼の元へと訪れるお客さんは、日本人、中国人を問わず後を絶たない。

 私も知人から紹介され、お世話になっているうちの一人。実はそれまでは、何回かヘアサロンを変えていたのだが、ここ最近はmatinee一筋。予約を取るのも難しいのだが、多少無理をしてでもmatineeに行きたいという気持ちになる。matineeに通う知り合いと話をしたが、「技術もさることながら、matineeには気持ちの良い空間が広がっている」という共通の見解。今回は、このmatineeが流行っている理由を考えてみたい。

驚くべきことが起こる上海のヘアサロン

 その前に、簡単にこちら上海のヘアサロン事情について説明しよう。ご存知のように大国際都市・上海では、美容業界においても国際都市レベル。ヘア美容に関するトータルの教育機関をはじめとして、多くの国から大小様々なヘアサロンが進出してきている。加えて中国ローカルのサロンも混在し、既に飽和している状態だ。もちろん、日本からも著名サロン、個人サロンが進出しており、過当競争に突入していると感じる。

 このような状況だから、顧客ターゲットも価格も様々。日本にもあるように日本円にすれば1000円そこそこで最低限のカットを行う店もあるし、富裕層を狙って破格の価格を提示しているところもある。ただ、総じて言えるのは、サービスの質は日本と同様のものを期待してはいけないということだ。

 イメージしてもらうために、私の実体験を紹介しよう。一時期、シンガポール系のサロンに通っていたことがある。価格は、日本円にしてカットが5000円前後だから、決して安い店ではない。そこは日本人がマネジメントをしており、さらにスタイリストと称した日本人が3~4人在籍していた。このように、まるで日本人オーナーが経営しているかのように見せて、実は中国人や外国人がオーナーで日本人客を狙って日本人ヘアスタイリストを雇用している、といった形態も最近増えている。

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「上海で見つけた このブランドが流行るワケ」のバックナンバー

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「“屈託のない笑顔”が武器の日系ヘアサロン」の著者

内田 文雄

内田 文雄(うちだ・ふみお)

碧詩商務咨詢(上海)有限公司総経理

ワールド、ユニクロにてVMD業務に携わった後、2011年に独立。現在は上海に在住し、中国を中心に日本を含むアジア地域での新規ブランド立ち上げ、店舗デザイン/内装/VMDディレクションなどに取り組む。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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