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日本企業の得意技「暗黙知」を生かせ

イノベーションを加速する人材とダイバーシティへの対応

2013年6月24日(月)

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 今年で13回目を数える、組織・人材関連の総合イベント「ヒューマンキャピタル EXPO Tokyo 2013」の開催に向け、日経BP社は初の試みとして企業の人事責任者・関係者に幅広い考え方を聞く「ステアリングコミッティ(運営委員会)」を設けた。テーマは「イノベーション」と、リーダー、女性、外国人活用を中心とする「ダイバーシティ」への対応など。企業の持続的成長に欠かせない人材をいかに生かしていくべきか、委員会の代表を務めたハーバード・ビジネス・スクール教授の竹内弘高氏を中心に、委員たちの間で活発に意見が交わされた。

『ステアリングコミッティ』参加メンバー
    【代表】
  • ハーバード・ビジネス・スクール教授/一橋大学名誉教授 竹内弘高氏
    【委員】
  • 東日本旅客鉄道執行役員人事部長 横山泰和氏
  • 三菱商事執行役員コーポレート担当役員補佐兼総務部長 廣田康人氏
  • キリン常務取締役 小川 洋氏
  • 日本IBM執行役員通信・メディア・公益営業本部長 鷺谷万里氏
  • リンクアンドモチベーション代表取締役会長 小笹芳央氏
  • ワークスアプリケーションズ経営戦略グループ ゼネラルマネジャー 鈴木 竜氏
  • 日経BP 社取締役 田中信行/同執行役員 寺山正一

東洋的発想が見直されているが……

今回のステアリングコミッティの代表、ハーバード・ビジネス・スクール教授/一橋大学名誉教授の竹内弘高氏

まず、世界的視点で日本企業をご覧になっている竹内弘高先生に、日本企業が抱える課題について触れていただきたい。

竹内弘高代表(以下、竹内):イノベーションは人を介するものであり、組織を構成する人にとって大事な要素となるのは「暗黙知」です。この暗黙知こそ、日本人の得意とする知です。暗黙知と形式知を展開することによって新しい知が生まれ、それによってイノベーションへとつながっていきます。

 経営学的に言えば、イノベーションなくして企業は存続しないといえます。組織・リーダー論では、リーマンショック以降、風向きが変わり、東洋的な発想が見直されています。アップルのスティーブ・ジョブズは日本が好きで、東洋思想をベースに経営を行いました。さらに2011年の東日本大震災の際に日本企業のリーダーたちが示した立ち居振る舞いから、学ぼうとしています。

 しかし、現状はイノベーションもリーダー論も日本からの発信が少ない。これほど欧米の経営者は知りたがっているのになぜなのだろうか。私にはこの点がフラストレーションになっています。

「新しい企業人材と組織を求めて」のバックナンバー

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「日本企業の得意技「暗黙知」を生かせ」の著者

海部 隆太郎

海部 隆太郎(かいべ・りゅうたろう)

ジャーナリスト。日本工業新聞社(現フジサンケイビジネスアイ)記者、IT企業の広報部長を経て2010年に独立。現在、新聞各紙をはじめ、経済誌、コンピューター専門誌などを中心に執筆活動を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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