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男メシのトッピングは「自己責任」です

立ちそば7食目・Sはる【承前】

2013年7月10日(水)

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サラリーマンの街の名店に潜入し、予想通り迷いに迷ってオーダーしたイトウさん。無料のトッピングに歓喜したのもつかの間、そこでぶち当たったのは男飯の「自己責任」の壁だったのでした。ていうか、何を載せるかなんてちゃんと考えたことさえなかったな…。(担当編集Y)

(前回から読む

 まず、そばである。

 これまでの立ちそばに比べて、明らかに盛りが多い。そもそもざるがトレイに載り切れていない。

 そして、かき揚げ。

 とても大きい。いくら平たく作ってあるとしても、今までに見たことのない大きさ(直径14~15cmくらい?)。こちらも受けざるがトレイからはみだしている!

 そばを持ち上げてみる。

 細麺、と店員は言っていた。だが普通の感覚なら十分に太麺だ。リングイネのような厚みと幅の平麺。そして、押し出し式の機械製麺らしい、規則正しい角がある。店内石臼引き、ということは(挽いた粉をふるい分けせずに、全部を使う)挽きぐるみだろう。明るいグレーの麺にはでんぷん質も含んだそば粉らしい輝きと透明感がある。甘皮も入っている。

 甘皮は、文字通り甘みと、そばらしい風味を持っている。故に、そば屋によっては喉越しの良さを失わない程度に加減し、混ぜて打つことがある。それにしても、「Sはる」の甘皮の混じり方は大胆かつ大らか。普通の麺なら切れてしまいかねないような、大きな甘皮の塊も混じっている。が、十分な太さのこの麺ならそのような心配はないだろう。

 早速そばを、何も付けずに、啜る。
 つるつるっ。…むぎゅ~~っ。

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「男メシのトッピングは「自己責任」です」の著者

イトウエルマ

イトウエルマ(いとう・えるま)

イラストライター

北海道室蘭市生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒。文具メーカーで企画・デザインに携わり、その後フリーに。イラストルポなどを中心にお仕事しております。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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