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母船「よこすか」と潜水調査船「しんかい6500」

しんかい6500パイロットチーム(1)

2013年7月5日(金)

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世界の深海に潜り、地球の成り立ちや生命の起源を探っている潜水調査船「しんかい6500」。その操縦、管理を担うパイロットチームに話をうかがいました。第1回はこの潜水艇の仕組みや動かし方と、母船である「よこすか」についてです。(写真:田中良知)

深海潜水調査船支援母船「よこすか」

 たいそう大きな船が、JAMSTEC横須賀本部の岸壁に着岸していた。船体に堂々と「よこすか YOKOSUKA」と記されている。
 全長105.2メートル。
 数字で表されるよりもずっと迫力がある大きさで、この船首から船尾まで、本気を出せば9秒くらいで着いてしまうウサイン・ボルトって本当に本当に速いんだなと思う。

 ボルトの10分の1くらいの速度で走って回り込んで船尾を見ると、青い、大きな鉄の枠組みのようなものが存在感を示している。

 その名は、A字クレーン。深海潜水調査船「しんかい6500」を海へ下ろしたり、逆に引き揚げたりするのに使う装置だ。

こんなふうに「しんかい6500」を揚げ降ろしする。青いのがA字クレーン。

 このよこすかは、しんかい6500の母船として造られた支援母船である。

 2013年春現在、よこすかは、しんかい6500と共に世界の海を航海中。インド洋、大西洋(ブラジル沖、カリブ海)、太平洋(トンガ海溝、ケルマディック海溝)と回る、1年をかけての大航海だ。
 母港横須賀へ、電池交換のためいったん戻ってくるのは8月。本格的な帰港は12月だ。

しんかい6500の世界一周航海QUELLE2013のルート。くわしくはこちらのHPへ。http://www.jamstec.go.jp/quelle2013/index.html (提供:JAMSTEC)

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「母船「よこすか」と潜水調査船「しんかい6500」」の著者

片瀬 京子

片瀬 京子(かたせ・きょうこ)

フリーライター

1972年生まれ。東京都出身。98年に大学院を修了後、出版社に入社。雑誌編集部に勤務の後、2009年からフリー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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