• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「困難が来たのは、あなたが完璧じゃないからだ」

俺の株式会社、坂本孝氏の挫折

2013年6月26日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 稲盛氏が主宰する「盛和塾」では、塾生一人ひとりが「経営者とは何か」という大命題について考えています。今注目の経営者「俺の株式会社」の坂本孝氏も、ブックオフコーポレーションの社長時代から盛和塾に通い詰めてきました。坂本氏はどんなことを学んできたのか。そして、ブックオフのトップを引責辞任したとき、稲盛氏は何と言ったのか。坂本氏に、盛和塾とその塾長、稲盛氏について聞きました。(文中敬称略)

 坂本孝。東京・銀座で「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」などの人気レストランを経営する、「俺の株式会社」の社長だ。もしかしたら、「ブックオフコーポレーションの創業者」と言ったほうがピンとくる人がまだ多いかもしれない。

 坂本が中古書籍を販売するブックオフを神奈川県相模原市で創業したのは、1990年。それまでの古本屋のイメージを払拭した明るくて広い店作りは、瞬く間に消費者に受け入れられた。坂本が社長、会長を務めていた頃は国内外に800店まで拡大。2005年には東証1部に上場も果たした。

 だが、2年後の07年、「週刊文春」がブックオフ社内の不祥事を告発する記事を掲載。坂本は架空売り上げ計上の責任を取り、報道の翌月に電撃辞任した。

稲盛塾長の叱責をばねに、新会社を立ち上げた坂本氏(写真:菊池一郎)

 「幹部に裏切られたといいますか……。額としては全社の売上高の何千分の一です。その話を膨らませて書き立てると、ああなるわけです」

 人はどこまで信用できるのか。ブックオフの会長職を辞した後、坂本は悶々と悩む日々を送った。性善説と性悪説が、ぐるぐると頭の中で揺れ動いていた。そんな中、救いを求めるように通ったのが盛和塾だ。

 坂本の入塾は1995年と、塾生の中でも古株に入る。ブックオフの成功でメディアに大きく取り上げられるようになってからも、また株式上場してからも、ずっと盛和塾に足繁く顔を出し、稲盛の講話を聞いていた。

 実はこの退任劇の最中、坂本は稲盛に計3回、相談に行っている。

コメント0

「稲盛和夫氏が語る「盛和塾」」のバックナンバー

一覧

「「困難が来たのは、あなたが完璧じゃないからだ」」の著者

北方 雅人

北方 雅人(ほっぽう・まさと)

日経トップリーダー編集長

1991年一橋大学社会学部卒業後、日経BP社に入社。日経ベンチャー(現日経トップリーダー)、日経レストランなど経営誌の編集部を経て、2010年より日経トップリーダー副編集長。17年1月より現職。中小企業経営のスペシャリスト。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

定年後の社会との断絶はシニアの心身の健康を急速に衰えさせる要因となっている。

檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師