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テスラ快走、曇るEV市場に一筋の光

天才経営者の手腕頼みには危うさも

2013年7月3日(水)

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 乱高下が続く日本の株式市場。日経平均株価は、安倍晋三政権発足の昨年12月末ごろには1万400円程度であったが、その後ほぼ一本調子で上昇し、2013年5月22日には、終値ベースで5年7カ月ぶりの高値である1万5627円をつけた。5カ月間で約50%という急上昇であった。ただし、その後は、翌5月23日に1143円という今年最大の下げ幅を記録するなど、荒っぽい動きとなっている。6月28日の終値は、1万3677円であった。

 アメリカ市場も今年初頭以来上昇基調にあるが、その中で今、最も注目を集めている企業の1つがEVのトップランナー、テスラ・モーターズ(ナスダック:TSLA)だ。

1カ月で株価2倍

 テスラは2003年に設立されたEVベンチャーであり、5年後の2008年にスーパーEVスポーツカー「ロードスター」を発売して鮮烈なデビューを果たした。日本で三菱自動車の「i-MiEV(アイ・ミーブ)」が発売される1年前のことであった。その2年後の2010年6月には、ナスダック市場に株式を上場した。自動車産業での株式上場は、1957年のフォード以来、実に53年ぶりの快挙となった。

 テスラの株価は、今年3月ごろには40ドル程度の水準にあったのだが、そこから上昇基調に転じ、4月末には55ドルまで上がっていた。それが、5月になって一気に爆発。5月28日には、終値ベースで、上場以来最高値となる110.33ドルをつけた。1カ月間で2倍の急上昇であった。

 きっかけになったのは、5月8日に発表された第1四半期決算において、1株利益がアナリスト予想平均の3倍(0.12ドル)になったことだ。四半期ベースでは創業以来初の黒字発表である。第1四半期の売上高は5億6200万ドル(為替レートを1ドル97円として535億円)であった。創業10年にして年間売り上げ2000億円を超える企業に成長したことになる。

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「テスラ快走、曇るEV市場に一筋の光」の著者

村沢 義久

村沢 義久(むらさわ・よしひさ)

合同会社Xパワー代表、環境経営コンサルタント。

1974年東京大学大学院工学系研究科修了。1979年米スタンフォード大学経営大学院修了。2005年から東京大学サステイナビリティ学連携研究機構特任教授として地球温暖化対策を担当。合同会社Xパワーを立ち上げ代表に就任。2016年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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