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現場で答えを見つけ出す

データサイエンティストへの条件その4

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2013年7月4日(木)

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 本連載を開始してから、なぜ「最もセクシーなのか」との反響を頂いている。セクシーとは細かい数字から成果を導くことと、経営の意思決定にも影響を与える役割の「魅力」を指す。新しい職業であることが注目を浴びており、「最も」セクシーとされる。その点を踏まえて、読んでいただきたい。

 データサイエンティストにとって「いい分析」に向けた難関の1つが、どう切り口を見つけるか。的外れな切り口で分析すれば、いたずらに時間ばかりが過ぎて、何の成果も得られないということになりかねない。どうすればいいのか。その答えは現場にある。

 大阪ガスにはデータ分析を専門に手がける「ビジネスアナリシスセンター」がある。9人のデータサイエンティストが所属し、統計的手法を駆使して、業務革新に力を発揮している。そこで若手データサイエンティストとして日夜研鑽を積むのが三上彩氏だ。

大阪ガスで若手データサイエンティストとして活躍するビジネスアナリシスセンターの三上彩氏。気象予報士の資格取得に向けて勉強中(写真:宮田 昌彦)

 三上氏は大学院で気象学を専攻。そこで身につけた専門性を生かし、データサイエンティストとして活躍している。そんな三上氏が心がけているのが、現場の声を聞くこと。これは上司である河本薫ビジネスアナリシスセンター所長の考えでもある。

 三上氏が手がける仕事の1つに、製造所のオペレーション支援がある。これは気象データの分析結果を駆使し、液化天然ガス(LNG)を一時的に貯蔵するタンクの圧力を大気圧に合わせて調整する作業を支援するもの。これまで熟練技術者の肌感覚に任せていた作業を、データ分析でサポートする。

 この仕事に携わるきっかけになったのが、タンクの運用チームからの「LNGタンクの運用で困ってんねんけど、何かでけへん?」という声だった。

 三上氏らは技術者へのヒアリングを重ね、業務プロセスや熟練の技の背後にある暗黙の知識やスキルを理解していった。当初は資料をもらっても、そのデータ項目の意味すら分からない状態だったが、「分かったふりをするのが一番いけない」と考え、粘り強く足を運んだ。

 三上氏は「何か道筋がないと、答えは導き出せない。その道筋を描くためのヒントは現場にある」と語る。

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