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延べ1万2000人が開発会議に参加した“SNSビール”

サッポロビール「百人のキセキ」

2013年7月11日(木)

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本連載は日経BP社が主催するデジタルマーケティングの総合イベント「モバイル&ソーシャル WEEK 2013」に登壇するマーケティング先進企業の事例を紹介していく。第1回は、サッポロビールが生み出したソーシャルメディア発の商品開発手法を取り上げる。

 「百人のキセキ」。ビアホール「銀座ライオン」に6月3日から、こんな聞きなれない名前のビールが並んだ。開発・製造はサッポロビール。琥珀色をしており、アルコール分が7%と少々高いのが特徴だ。サッポログループで展開する同ホールの首都圏27店舗で限定販売しており、販売開始から約1カ月で完売する見通しだ。この“ヒット”の背景には、半年で延べ1万2000もの人が参加した商品開発会議があった。

直販サイトで販売した「百人のキセキ」は約10日で完売した

 百人のキセキの発売は3月22日のこと。まずはサッポロビール直販サイトでの限定販売として、333ミリリットル瓶6本セットを2000セット、12本セットを1000セット用意した。発売と同時に注文が殺到し、12本セットの商品は4日で完売。同社は12本セットを急きょ300セット追加販売するも、4月1日には全商品が完売した。

 この人気を受けて、サッポロビールはより多くの消費者にも百人のキセキを楽しんでもらおうと、追加生産して銀座ライオンで販売した。そんな経緯で始めた店舗販売だが、そちらも完売間近というわけだ。

 百人のキセキは、サッポロビールが消費者と“共創”して生まれた商品だ。Facebook上に開設した「百人ビール・ラボ」のページに、ビール愛好家を集めた。彼らとFacebookを通じて計18回の商品開発会議を実施して開発した。

 商品コンセプトから、商品名、味、パッケージに至るまで、すべてこの開発会議を通じて作り上げていった。開発会議に参加したのは延べ1万2000人。商品の開発に携われば、当然愛着も湧くだろう。こうして、サッポロビールは商品を開発しながら、同時にファンを作っていったのだ。

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「ネット発ヒット商品の裏側」のバックナンバー

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「延べ1万2000人が開発会議に参加した“SNSビール”」の著者

中村 勇介

中村 勇介(なかむら・ゆうすけ)

日経デジタルマーケティング編集記者

日経ネットマーケティングの編集を経て、2011年2月から日経デジタルマーケティング編集部に在籍。デジタルマーケティング業界の進化のスピードの速さに追われながらも、時流に沿った企画を考えている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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