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社員の健康増進で勝ち抜く企業へ

禁煙とウォーキングに重点、有給休暇取得率アップも

2013年7月22日(月)

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 2011年10月、住商情報システム(SCS)とCSKが経営統合して誕生したSCSK。約1万2000人の社員を抱える同社は、ほかのIT企業と同様、工場や設備、機器を持たず「人がすべての財産」の会社だ。経営理念に「夢ある未来を、共に創る」を使命として掲げ、「人を大切にします。」と約束している。

 そして「働きやすい、やりがいのある会社」づくりを目標としている。

 そのための具体的な施策として取り組んできたのが、①社員の健康増進、②残業時間の低減、③有給休暇の取得推進、④ダイバーシティの推進――の4つだ。

 社員が健康で生き生き働くことができれば、業務の効率化や生産性の向上につながり、それが余暇を生み出して自己研さんや健康増進の余裕をもたらす。そしてさらなる生産性の向上につながるという好循環により、結果として競争力の強い企業になることを狙っている。

努力した社員に十分報いる

 SCSKが社員向けの健康増進施策として取り組んできたのは、主として禁煙とウォーキングの2つのキャンペーン。詳しい内容は表1の通りだ。「そこまでやるか!」と社員に評価され、やる気を喚起する制度づくりを目指したという。実施期間はいずれも旧SCS時代の2010年11月から2011年4月までの6カ月間だ。

表1●SCSKの健康増進施策(キャンペーン期間:2010年11月~2011年4月)
※SCSK上席執行役員人事グループ長・中谷光一郎氏の講演資料より

 目玉は報奨制度にある。目標を達成した社員には、福利厚生制度として旅行などに利用できるポイントを付与する仕組みだ。

 禁煙の場合、達成者本人に5万円分のポイントを与えるのに加え、タバコを吸いそうになったときに止めてくれる同僚などの「禁煙サポーター」にも、合計2万円分のポイントを与える。ウォーキングの場合も、1日当たりの平均歩数が1万歩以上の場合に、1万円分のポイントを付与。これらのキャンペーンは、内容を一部見直した上で今年3月から再度実施している。

 それに当たって、SCSKの中井戸信英社長(現会長兼CEO)は、全役職員およびその家族に宛てて、「更なる健康増進に向けたお願い」という手紙を送った。直筆のサインをした手紙で、「働きやすい、やりがいのある会社」づくりには従業員の健康管理が前提となることを訴え、家族の協力を求める内容だ。

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「社員の健康増進で勝ち抜く企業へ」の著者

井上 俊明

井上 俊明(いのうえ・としあき)

日経ヘルスケア編集委員

日経BP総研 中小企業経営研究所主任研究員。日経ヘルスケア編集委員などを経て現職。入社後25年近くにわたり、医療・介護分野を取材。1998年から5年間日経ビジネス編集部に所属し、税金、健康保険、年金などを受け持つ。2007年社会保険労務士登録。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官