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今さら聞けないハラル認証の裏側

認証取得の企業も続々増加中

  • ハラル・ジャパン協会

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2013年7月22日(月)

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足で稼いだミクロのファクトをベースにASEAN10カ国、インド、バングラデシュの12カ国をまとめた。アジア市場の攻略法や注意点を具体的な事例でまとめている。また、人口のマジョリティを占める「若者」の対面調査を敢行、国ごとの特徴や嗜好も分析している。ぜひアジア進出の参考にしてほしい。

 中国リスクの高まりとともに、「中国の次のアジア」、すなわちASEAN(東南アジア諸国連合)やインドに対する関心が日増しに高まっている。6億人超の人口を抱えるASEANは労働者の賃金も低く、少子高齢化が進む中国と違って年齢構成のバランスがいい。親日的なところもポイントだ。インドもいずれ世界一の人口大国になることが確実視されている。

 この連載では、アジア市場の今の姿をミクロとマクロの視点でリポートしていく。3回目はイスラム諸国を攻めるうえで理解しておくべきハラル認証の現状について(より詳しくは日経ビジネスの最新ムック、『勝てるアジア最前線』をお読みください)。

 イスラム諸国で商売を始めようという時、頭を悩ます問題が「ハラル」だ。ハラル(HALAL)とは、「許された」「合法の」という意味の言葉で、イスラムの教え(シャーリア法とイスラム原理)で許された「健全な商品や活動」全般を指す。いわばイスラム教徒が日常生活で守らなければならないルールだ。

処理をする人は原則イスラム教徒

 よく知られているのが、食品に関するルールだ。具体的にはアルコールや豚肉の飲食は一切不可。アルコールは直接飲むことはもちろん、ワインを使ったフランス料理、日本酒を使った日本料理も食べられない。あるいは、スープやブイヨンに豚由来のエキスが入っていてもNG。ラーメンでいえば、チャーシュー抜きのメニューでも豚骨ラーメンであればアウトになる。

 鶏肉や牛肉、羊肉は食べてもいいが、イスラム教の教えに則って解体・処理されたものでなければならない。例えば、「処理をする人は原則イスラム教徒」「作業中は祈りを捧げる」など作法が事細かに決まっている。

 輸送や保管、調理でも厳密なルールがある。豚肉と一緒に輸送・保管してはならず、豚肉を調理した器具などを使うことも基本的には禁止。トンカツを揚げた同じ油で野菜や鶏肉を揚げることはできない。

 これらの規則をクリアして初めて「ハラルフード(ハラル食品)」と呼べるものになり、イスラム教徒は口にできる。何とも苦労が絶えない話に聞こえるが、イスラム教徒にとってハラル食品のみを食べるという行為は神の教えを忠実に守ることであり、言ってみれば信仰そのもの。苦労というより、イスラム諸国の世界では当たり前のライフスタイルである。

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