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「共感力」でアメリカを動かす女

米国ナンバーワンパーソナリティ、オプラ・ウィンフリー

2013年8月9日(金)

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写真:Startraks/アフロ

 アメリカで人気ナンバーワンのメディア・パーソナリティー、オプラ・ウィンフリーの番組は、「集団セラピー」や「オプラ教」と呼ばれることが多い。

 ウィンフリーの番組に登場する出演者は、普通ならば他人からは隠しておくような自分の過去や人生でのつまずきを、彼女の前では全米の視聴者に打ち明ける。そんな告白を聴くウィンフリーは、出演者の心の奥深くにある心のわだかまりを探し当て、それに対して最大の同情や共鳴を表明する。その様子が、たとえ種類は異なっても大小の悩みを抱える視聴者の共感を呼ぶのだ。

 こんなアプローチは、数百万人もの視聴者の心をつかむ一方で、批判も多い。ことに知的な視聴者ならば、扇情的でお涙頂戴風なその番組の作り方自体をウソっぽいと感じることだろう。

 しかし、ウィンフリーの場合は、彼女が示す共感がウソでなくてすべて本物だというところが大きな違いだ。なぜなら、彼女自身が、今のセレブぶりからは想像がつかないような、過酷な人生を歩んできたからである。

 ウィンフリーの生涯は、最低の環境に育ちながら、誰もがうらやむ成功を遂げたアメリカン・ドリームそのものだ。生まれたのは1954年、ミシシッピー州の貧しい黒人が住む地域である。母はまだティーンエージャー。もちろん未婚で、父が誰かなのかは不明。ウィンフリーは幼い頃から、メイドで生計を立てる母、祖母、“父とされてきた男性”との間をたらい回しにして育てられた。じゃがいもを入れる麻袋を身にまとっていた時期もあるという。

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「「共感力」でアメリカを動かす女」の著者

瀧口 範子

瀧口 範子(たきぐち・のりこ)

ジャーナリスト

シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、社会、文化、時事問題、建築、デザインなどを幅広く日本のメディアに寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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