• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

Howではなく、Whyを共有する

中国など海外にも「対話の輪」を拡大

2013年8月21日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日立化成が昨年7月から始めた組織改革プロジェクト「グローバル・コーチング・プログラム」。本社やグループ各社から集まった300人の社員が、各自5人ずつの社員(ステークホルダー)を巻き込み、グループ全体の従業員の約1割に当たる1800人が「対話する組織」へとなるべく、人と組織の変革に挑んでいる。

 一般的なリーダー育成研修とは一風異なるこのプログラムについて、事務局を務める日立化成執行役CSR統括部長の菅政之氏に経過をリポートしてもらう。今回は中国・上海で開催したキックオフセッションなどについて取り上げよう。

 「前回」から時間が経ってしまいましたが、今回は海外の人材を対象にしたプログラムについてお話ししたいと思います。

 グローバル・コーチング・プログラムの狙いは、単にスキルを習得することではありません。むしろ、コーチングという活動を通して対話を世界に広げることが本当の狙いです。今や日立化成の連結売上高のうち、海外比率は46%に達しています。海外従業員比率も38%に及びます。

 ですから、中国語クラスや英語クラスはぜひとも成功させたい山場でした。2月に上海で開催したキックオフセッションはその大切な第一歩となりました。

中国では上級幹部を社内コーチに選抜

 日本では若手、中堅を中心に社内コーチを選びました。しかし、習慣が異なる中国では「率直に対話しよう」という呼びかけが、どのような波紋を巻き起こすのか予測がつきません。慎重を期して、上海では中国語クラスと日本語クラスを連続開催し、中国人も現地駐在の日本人も、上級幹部に参加してもらうことにしました。

 いつもどおり、キックオフセッションはクラスオーナーとの対話から始まります。今回は中国に駐在する野村好弘専務(当時は常務兼中国統括会社董事長)がオーナーでした。

 「皆さんを社内コーチに選んだ理由を説明します。この活動を何年間か続けていけば、対話がスムーズになると信じています。でも、今年は初めての年です。若い人たちに自由に対話してと言うと、会社の思っている方向と少しずれていくかもしれない。そこで、幹部中心に集めました。昨日の日本語クラスも幹部を集めました。今日も、そうです」

 野村専務は現地の中国人幹部社員に対してこう切り出した後、次のように続けました。

 「皆さんだったら、企業ビジョンや経営方針をちゃんと理解してくれている。言葉で理解しているだけでなく、中身まで深く理解してくれている。そういう皆さんなので、私は何も心配していません。楽しく、伸び伸びやってください」

中国・上海での研修は野村好弘専務(当時は常務兼中国統括会社董事長)と参加者とのラフなコミュニケーションから始まった

コメント0

「「対話する組織」じゃなければ世界で戦えない」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トップの身の丈が組織の限界を作る。

多田 荘一郎 GEヘルスケア・ジャパン社長兼CEO