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お客さまは大事なチームの一員です

「観戦」ではなく「参戦」してもらうにはどうするか

2013年8月22日(木)

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試合を見に来るお客さまも大切なチームの一員だ

 プロ野球のペナントレースにマジックが点灯し始める9月初旬、アメリカンフットボールのシーズンが始まる。今年の開幕戦は、8月31日(土)だ(16:00 vs警視庁イーグルス@川崎球場)。オービックシーガルズにとって、社会人選手権「ジャパン エックスボウル」および日本選手権「ライスボウル」の4連覇に向けた闘いがいよいよ始まろうとしている。

 毎年この時期になると、ファンの皆さまに向けて、今季のチームの見どころをまとめたファンブックや試合日程を刷り込んだチラシ、ミニ団扇などいろいろなものを準備するが、ここ数年のキャッチには、「参戦を!」という言葉を頻繁に入れるようしている。これは言葉どおり、試合を「観戦」するのではなく、一緒に戦って下さい、つまり「参戦」してください、という意味である。

「声」で一緒に戦ってもらう

 「参戦」という言葉を使い始めたのは、クラウドノイズをスタンドでの応援手法に導入した2010年頃である。クラウドノイズとは、サッカーの応援で例えるなら、ホームチームのサポーターがブブゼラ等の楽器などを利用して大きな音を立てて応援するようなスタイルである。

 本場アメリカのフットボールのスタンドでは、特に味方チームがピンチになった時に、皆で大きな声(例えば、「ウオーッ」というような騒音風の声)を出して相手のオフェンスに圧力をかける、といった使い方をされている。これをオービックシーガルズの応援にも取り入れようということで、「ピンチになったら、みんなで声を出して、ディフェンスを助けましょう。選手と一緒に戦いましょう!」と呼びかけることになった。

 この声による参戦は、その年、チームが勝ち進んで、強い相手と戦う場面で大きな威力を発揮した。3000人から5000人のお客さまが大きな声で「ウオーッ」とか「ディフェンス!」と叫ぶと本当に大きな音になる。まさしくクラウドだ。

 社会人選手権の準決勝、決勝では、選手たちはこの声による参戦に大きく背中を押され、勇気をいただき、勝ち抜くことができたように思う。まさに、オービックシーガルズの3連覇は、参戦してくださったお客さまと一緒に勝ち取ったと言える。

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「お客さまは大事なチームの一員です」の著者

並河 研

並河 研(なみかわ・けん)

オービックシーガルズGM

1961年9月17日生まれ。奈良県出身。アメリカンフットボール人生は筑波大学に始まり、30年超。現役時代のポジションはOL→DL。2002年からチーム運営会社、OFCの代表取締役を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

大橋 誠

大橋 誠(おおはし・まこと)

オービックシーガルズ ヘッドコーチ

1965年6月9日生まれ。兵庫県伊丹市生まれの東京育ち。1989年リクルート入社。リクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)で8年プレーした後、コーチに。2000年にヘッドコーチ就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師