• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

男のショートパンツはアリかナシか

世界的トレンド+猛暑で大流行

2013年8月21日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 先日、ある週刊誌の編集者から電話がかかってきた。今春夏のメンズのショートパンツ大流行について記事を書くので、コメントをくださいとのことだった。つまり、男性のショートパンツ大流行の原因は何かということである。

 個人的にはショートパンツがトレンド化したところに、「涼しい」という実用的な効果が重なって大流行したのではないかと思う。昨今は単にトレンドだけでは衣料品が大流行することは少ない。

 編集の方と話しているうちに過去のことを少しずつ思いだしてきたのだが、メンズのパンツの丈が短くなり始めたのは3~4年ほど前からではないだろうか。3年あまり前の2010年2月ごろ、知り合いのデザイン会社の社長がくるぶしがはみ出るくらいの丈のクロップドパンツを着用していたことがある。その当時、ファッション雑誌ではちょくちょく見かけるようになっていたクロップドパンツだが、寒風吹きすさぶ中で着用している人は初めて見た。思わず「社長、寒くないですか?」と尋ねたところ、「慣れたら大丈夫ですよ」と笑っていたので「そんなものか」と思ったものだった。

スーパークールビズで市民権

 その後、圧倒的に広がったのは2011年である。東日本大震災が引き起こした原発停止による電力不足が原因だった。節電対応のため、それまで夏場に打ち出されていたクールビズをさらに強化した「スーパークールビズ」が導入された。余談だが、クールビズが提唱されたのは2005年なので、何だかんだ言いながら8年間も続いてきたことになる。

 2011年6月初旬に発表されたはるやま商事のスーパークールビズのルックスではクロップドパンツが正式に採用されている。いわゆる「普通の」会社はなかなか取り入れづらい提案だが、その当時のはるやま商事の積極性は評価したい。

 スーパークールビズが契機となって、アパレル各社では夏の間、ショートパンツ着用が一定の市民権を得た。「普通の」会社に比べて服装の規定が緩いアパレル業界だが、それでも夏場に男性がショートパンツをはくことはなかなか難しかった。よほどラフな服装が許された会社に限られていたのが実情だ。

 それでも、2011年夏からクロップドパンツを含めたショートパンツで勤務するアパレル企業がたしかに増えた。比較的お堅いイメージのあった会社でもクロップドパンツ着用が許されていることがしばしばあった。

 2012年も昨年に引き続いて男性のショートパンツ着用が市民権を得た。筆者の体感では2011年より2012年、2012年より2013年と徐々にショートパンツ着用者が増えているように思う。2012年夏のショートパンツは、クロップドパンツももちろん昨年に引き続いて支持を集めていたが、それよりも少し短めのパンツも現れた。ちょうど、ふくらはぎの真ん中あたりまでの丈である。そして今年夏はさらに短くなって膝上丈である。

コメント0

「「糸へん」小耳早耳」のバックナンバー

一覧

「男のショートパンツはアリかナシか」の著者

南 充浩

南 充浩(みなみ・みつひろ)

フリーライター、広報アドバイザー

1970年生まれ。洋服店店長を経て繊維業界紙に記者として入社。その後、編集プロダクションや展示会主催業者などを経て独立。業界紙やウェブなどに記事を書きつつ、生地製造産地の広報を請け負う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員