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福島沖に浮かぶ洋上風力にいざ“上陸”

不安が、成功するという確信に変わった

2013年9月18日(水)

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 8月23日、「福島復興浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」を率いる丸紅国内電力プロジェクト部の福田知史部長は、福島沖の洋上にいました。現地に実際に浮かぶ洋上風車と浮体式洋上変電設備(サブステーション)を視察するためです。

 福島沖約20キロメートルの地点に船で向かう福田部長の胸には一抹の不安がありました。東京湾から無事、現地に到着した風車とサブステーションですが、海底に係留する作業が予定より3週間ほど遅れていたのです。

 福田部長は現場で何を見たのでしょうか。

(取材/構成:日経ビジネス編集部・田中太郎)

 こんにちは、丸紅の福田です。1カ月半ぶりの登場です。今回は現場を初めて視察した時の模様をご紹介しましょう。

海龍丸のレーダーに映るサブステーションの影。周囲には作業船の影も見える

 8月23日11時30分。私たちが乗った地元の漁船、海龍丸(14t)は、福島県いわき市の久之浜港を出発しました。

 目指すは、福島沖約20キロメートルの「洋上風力発電船設置作業海域」です。現在、作業海域では3つの作業を進めています。サブステーションの係留と洋上風車の係留、サブステーションと洋上風車の間のケーブルの接続です。

「洋上風力発電船設置作業海域」は、東経141度13分から16分、北緯37度18分から19分の位置に、東西4キロメートル・南北2キロメートルの広さで設定。中心の東側に洋上風車、西側にサブステーションを2キロメートルの間隔で係留する。周辺は船舶の往来が多いので、作業中は常時5隻ほどの警戒船が、他の船が誤って進入してこないように見張っている

 あいにくの曇り空で海上はもやっていましたが、海は静かで、海龍丸は順調に走っていきます。

サブステーションの美しさにどっきり

 12時50分。まずサブステーションが目の前に現れました。

 美しい。

 その時の感想は、この一言に尽きます。少しもやった海の上で、白と黄色の船体が鮮やか。実際に海上で見ると、その機能美が何とも言えません。

コメント6件コメント/レビュー

素人な私でも分かりやすい記事でした。福島沖に新たな資源、このプロジェクトが一日でも早く実現する事を願っています(2013/09/26)

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「福島沖に浮かぶ洋上風力にいざ“上陸”」の著者

田中 太郎

田中 太郎(たなか・たろう)

日経エコロジー編集長

1990年早稲田大学卒業、日経BP社入社。「日経レストラン」「日経オフィス」「日経ビジネス」「日経ビジネスアソシエ」「日経エコロジー」「ECO JAPAN」などを経て2014年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

素人な私でも分かりやすい記事でした。福島沖に新たな資源、このプロジェクトが一日でも早く実現する事を願っています(2013/09/26)

洋上風力は陸上よりも稼働率は上がるだろうが、それでも経済性ではかなり負けるのではないか。いかにも構造に金が掛かりそうだ。サブステーション一基に対して風車が何十基も繋がるのだろうが、風車の台の部分は中々の構造物で、量産してもどれ程コストを下げられるのか。私個人としては、地熱発電こそ日本の再生可能エネルギーの背骨に位置づけるべきだと考えている。何と言っても世界第三位の地熱資源国なのだから、この強味を活かさない手は無い。温泉街等からの反対運動に対して、「熱源の層が違う!」という理由で説得しようとしている様だが、「地熱発電が優先」を立法で保証すべきだと思う。温泉に浸かる事よりもエネルギー問題はずっと重い事を国民全体で共通認識すべきなのだ。原発停止以来定常的に続く輸入超過の原因は、原発停止によって増加した燃料輸入だ。輸入燃料は発電以外でも化学工場や車の燃料、暖房用の燃料等として消費されるから、発電用は全て再生可能エネルギーと原発で賄う事を目標とすべきだろう。原発は安全性の問題から全廃は無いにしても減少は避けられない。となれば、太陽光や風力の様な「天気任せ」再生可能エネルギーでは2、3割の受け持ちが限度。残りは全て地熱や、将来的には「高温岩体」も視野に入れた地熱利用は必須だ。(2013/09/20)

なぜ13回転もねじれたのか?また6回転半ねじれると予測できたのか。この解説が無いため、記事が中途半端ですね。(2013/09/19)

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