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女王・ザハの五輪メーンスタジアムに注目

SANAAの「日本らしさ」を一蹴した生物的デザイン

2013年9月11日(水)

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 オリンピックは「スポーツの祭典」であると同時に「建築の祭典」でもある。東京に56年ぶりに建築の祭典がやってくる。それは日本の建築の力を世界に向けて発信する場であり、一般の人に建築の面白さを知ってもらう絶好の機会でもある──。日本の建築メディアの関係者たちは今、自分の生涯にそんなチャンスが訪れたことを神に感謝しているに違いない。

 え、そんなこと言われてもピンと来ない? まあ、多くの人にとって「建築」や「建築家」は普段ほとんど意識することのない存在であろう。でも、オリンピック開催はまだ7年先。今から関心を持って見ていけば、2020年には相当の建築通になっているはずだ。その取っ掛かりとなるような記事をいくつか書いてみたい。

(イラスト:宮沢 洋、以下同)

 初回は、開閉会式などが行われるメーンスタジアム、「新国立競技場」だ。現在の国立霞ケ丘競技場を解体して、8万人収容の開閉式屋根付きスタジアムに建て替える。工事費は約1300億円を想定している。流れるような三次元の曲面で構成された外観のイメージ図をニュースで目にした人も多いだろう。

 新国立競技場は2012年11月に国際デザイン・コンクール(設計コンペ)が実施され、英国の設計事務所、ザハ・ハディド・アーキテクトの案が基本構想として採用された。なぜ、五輪開催決定の前に決めてしまったかというと、2019年のラグビーワールドカップの会場として使うことが決定しており、五輪招致の成否にかかわらず建設する必要があったからだ。

 「ザハ・ハディド」。この名前は少なくとも覚えていただきたい。ザハ・ハディド氏は1950年イラク・バグダッド生まれで、英国を拠点に活動する女性建築家。今、世界で最も注目される建築家と言って過言ではないだろう。建築界では「ザハ」と呼ばれることが多いので、ここでもそう呼ぶことにする。

コメント8件コメント/レビュー

半世紀前、代々木体育館をみて、ぶったまげたのを思い出した。当時はまだ子どもだったが、斬新過ぎて東京には似合わないと思ったものだ。今はどうだろう。東京の街並みも大きく変化し、カタツムリのような建物はすっかり東京に溶け込み、風景の一部となっている。新国立競技場も今世紀後半まで使っていく建物だ。そのとき風景に溶け込んだこの建物、東京の街並みはどのようになっているのだろう。とても楽しみではあるが、その前にお迎えが来るので、この目で見ることができないのが残念だ。(2013/09/13)

「「建築の祭典」の楽しみ方」のバックナンバー

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「女王・ザハの五輪メーンスタジアムに注目」の著者

宮沢 洋

宮沢 洋(みやざわ・ひろし)

日経アーキテクチュア編集長

1967年東京生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。日経アーキテクチュア編集部に配属。以来、建築一筋。現在は日経アーキテクチュアにて「建築巡礼/プレモダン編」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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半世紀前、代々木体育館をみて、ぶったまげたのを思い出した。当時はまだ子どもだったが、斬新過ぎて東京には似合わないと思ったものだ。今はどうだろう。東京の街並みも大きく変化し、カタツムリのような建物はすっかり東京に溶け込み、風景の一部となっている。新国立競技場も今世紀後半まで使っていく建物だ。そのとき風景に溶け込んだこの建物、東京の街並みはどのようになっているのだろう。とても楽しみではあるが、その前にお迎えが来るので、この目で見ることができないのが残念だ。(2013/09/13)

オリンピック招致には無関係だったでしょう。日本に期待していないことだから。もっと現実的な絵を出せば、より簡単だったと思われる。使いにくい、雨漏りする、リスク対策がされてない、有名建築家の建造物があちこちで問題を起こしています。そんな建築物は日本には不要かと思います。関西国際空港の高価で使いにくいターミナルビルや、大阪駅前の安忠の設計した建造物で地下街が水没する危険があることを指摘されています。その国の、その土地の、その地域の文化の特性を取り入れた建造物となるよう、戦って頂きたい。(2013/09/12)

ザハのデザインは嫌いじゃない、東京はあのようなデザインの建築物が緑の中にあっても全く違和感が無い都市だと思っている。実際にできるものが考想通りになればの話だが、予算の都合で外見は兎も角見えない部分は結構削られるのでしょう。ついでに、ゲリラ豪雨など天候が一瞬で変化する東京ではドームタイプの全天候型にしなければ駄目だと素人でもわかる。日本人の設計もらしくて良いと思うが、イラストを見る限りですがオープンなのは選考外。(2013/09/12)

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