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東京ゲームショウ2013はここに注目せよ

2013年9月20日(金)

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 9月19日、東京ゲームショウ2013が開催されました。

 最大の注目ポイントは、プレイステーション4(SCE)とXbox One(マイクロソフト)という2つの新ハードのお披露目の場であることです。こうして据え置きゲーム機の出展が最大の話題となったゲームショウは、プレイステーション3が発売された2006年以来、実に7年ぶりとなります。

 このため、ここ数年のように「ドラゴンクエスト」「モンスターハンター」「ラブプラス」などの人気シリーズ作の試遊コーナーに来場者が集結し、各所で強烈な熱気を発する――といった光景はなくなりました。その一方、ハードウエアメーカーのブースに大半の人が衆目するという、いわば一点集中型の熱気を帯びたゲームショウとなっています。

 なお、発売日が未定のXbox Oneよりも、2014年2月に発売が決定しているプレイステーション4が、人気の面では大きくリード。SCEブースは、ビジネスデーの初日の朝から、試遊のための長蛇の列ができる盛況ぶりとなりました。21・22日の一般公開日には、とてつもない混雑になることでしょう。

新ハード・Xbox Oneを出展したマイクロソフトブース。多くの人の注目を集めていた。
プレイステーション4を出展したSCEブース。会場間もない時点で、この混雑ぶりとなった。

人気シリーズ作がF2Pへと舵を切った

 とはいえ、それら新ハードの話題は、さまざまなゲーム専門メディアなどで詳しく書かれるでしょうから、当コラムでは、別の注目ポイントを提示したいと思います。

 それは「F2P」と呼ばれる無料ソフトの躍進です。

 F2Pとは「Free to play」の略称。一般的には「初めは無料でプレイ可能。より長く遊びたい人に課金してもらう」というビジネスモデルを持つゲームのことです。日本では、ソーシャルゲームの大半がこのビジネスモデルを採用し、ここ数年で躍進を遂げたのはご存知のとおりです。

 この流れに、ついに家庭用ゲームメーカーも本格参入してきました。

 その象徴が、大手メーカーのバンダイナムコでしょう。すでに人気のある「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」(PS3/配信中)、「鉄拳レボリューション」(PS3/配信中)に加え、「ソウルキャリバー ロストソーズ」(PS3/2013年配信予定)、「ACE COMBAT INFINITY」(PS3/2013年配信予定)、も追加し、自社の看板ソフトともいうべき4つの人気シリーズ最新作をF2Pにしてきました。

 自社の看板シリーズ作を、一気に基本無料で遊べるように切り替えてきたのです。家庭用ゲーム機ビジネスが、ついにF2Pへと本格的に進出してきたことを象徴する、これは大きなトピックといっていいでしょう。

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「東京ゲームショウ2013はここに注目せよ」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授