• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

江戸に見参、昆布文化圏からの挑戦者!

立ちそば19食目・「Mち家そば」(水天宮前)

2013年10月9日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 地下鉄半蔵門線の、水天宮前駅。地上に出れば、辺りを圧倒する巨大建造物、箱崎JCTがそびえ立つ。見上げると、吸い込まれて遠くまで流されそうな、大迫力のカーブが三方向に空を走る。

 異次元空間と現実の境目みたいな高架下を、異星人になったような気分で歩くこと1、2分のところに、本日の潜入先「Mち家そば」はあったのですが…、すぐにはわからず辺りをうろうろ。

 なぜなら「Mち家」、一瞬だと見落としそうな、全体の印象が白っぽい、極めてシンプルな外観なのです。簡素な造りではあるけれど、どことなく割烹とか、素材に拘る小料理屋に見えなくもない。

 普通のおそば屋さんには、ほんのわずかでも田舎の素朴さと無骨さが漂うもの。立ちそば屋なら尚更のこと、そば屋っぽさがあるものですよね。

 紺のハッピを着たそば職人よりも、白い割烹着の板前さんが似つかわしい、立ちそば屋「Mち家」。

 それもそのはず。「Mち家」は「そば文化は江戸のもの!」と信じて疑わないこの地に下り、由緒正しい上方の味を供する立ちそば店だというのです。だから易々と、我々東日本の流儀に従っては下さらない。

 「Mち家」の拘りは、化学調味料に頼らない、本物の関西ダシ。こんなそばを「かけ」なら350円で食べさせる。

 関西へ行かずして、日本食の礎であり、味わいもエレガントな上方の食文化を、たったの350円で楽しめるなんて、うれしいな、素敵だな。
 よって、今回の潜入調査先は、上方文化の立ちそば店「Mち家」に決定いたしました。

 ところで、関西ダシ…といえば、異なる素材の緻密な組み合わせによって生み出される、まろやかさ。そして、つゆの色の淡さ、であります。どんな理由からそうなるのでしょうか。

 「Mち家」では甘汁(そばのかけつゆ)に、関西人が「黒い」と驚く関東醤油ではなく、(関西人好みの淡口醤油よりもさらに色の薄い)中部地方で造られる、麹の香りと甘みの強い「白醤油」を使用。5つの厳選ダシ素材と職人の技で引かれた味を供する。

コメント14

「ワンコイン・ブルース」のバックナンバー

一覧

「江戸に見参、昆布文化圏からの挑戦者!」の著者

イトウエルマ

イトウエルマ(いとう・えるま)

イラストライター

北海道室蘭市生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒。文具メーカーで企画・デザインに携わり、その後フリーに。イラストルポなどを中心にお仕事しております。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

富士山を目標にする人はいつか富士山には登れるでしょうが、エベレストには登れない。

澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長