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短期決戦で体重適正化を図る

ロート製薬、全社員で「健康グランプリ」

2013年10月7日(月)

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 肥満度を表す代表的な指標の1つ「BMI(Body Mass Index、体格指数)」。体重(kg)を身長(m)の2乗で割って簡単に計算できるこの数値が「22」の場合は標準体重、「25以上」だと肥満だとされる。

 このBMIを健康な体づくりのバロメーターとして、全社的な健康増進活動を展開したのが大阪に本社があるロート製薬だ。2011年11月から、社長・会長を含めた1464人の全従業員が、病気になる割合が最も低いとされている「BMI20~22」を目標に、100日間にわたって食事メニューの改善や運動促進で成果を競い合った。

グループのメンバー構成にも配慮

 「健康増進100日プロジェクトBMI+1グランプリ」と名づけられたこの取り組みは、同社オールウェル計画推進室の中西澄子氏らにより、綿密に練り上げられたものだ。

 まず、1チーム6~9人のグループに分け、BMI値という共通の目標のほか、グループごとにもう1項目プラスして健康づくりの達成目標を決めてもらった。プラス1の項目は、腹囲、体脂肪率、筋肉量、柔軟性、腹筋、禁煙の中から選ぶ。その多くはBMIの低減につながる項目。2つの指標の改善度をポイント化し、従業員が互いに競い合う仕組みにした。

ダンスで腹囲の縮小を目指すほか、ストレッチ運動で柔軟性向上を図るなど、チームごとに工夫した取り組みが行われた(写真:ロート製薬)

 1人では挫折しがちな健康増進の取り組みも、グループなら継続しやすい。グループ分けに際しては、事前にアンケート調査を実施し、数字に強い人、リーダーシップのある人、面倒見のよい人などを各グループに散りばめた。どのグループも100日間継続できるように、という狙いからだ。

 100日という期間は、健康改善の効果を実感でき、かつ苦しいことに挑戦するのにちょうどよい長さということで設定。全社員を4グループに分け、それぞれのグループが75日ずつスタートをずらして開始する仕組みだ。いつも社員のうちの誰かが健康づくりに取り組んでいる状況を作りだして、社内に健康意識の高揚を継続するためだ。取り組み中の社員に「100」と書かれた黄色のバッジを身につけさせたところ、社員同士で話題が盛り上がったり、取引先相手と商談が始まるきっかけになったという効果もあった。

 プラス1の候補6項目の中で、最も多くの社員が選んで取り組んだのが、特定健診の測定項目の1つでもある「腹囲」。社長・会長を含む709人がこの“種目”にエントリーした。次いで「禁煙」の274人、「体脂肪」の185人と続いた。同じ腹囲の縮小でも、ダンスをするチームもあれば、毎日歩行するチームもあり。事務局はアドバイザーに徹し、具体的な達成方法はチームリーダーを中心に各チームに任せたという。

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「短期決戦で体重適正化を図る」の著者

井上 俊明

井上 俊明(いのうえ・としあき)

日経ヘルスケア編集委員

日経ヘルスケア編集委員。新規事業開発室にも籍を置き、「健康経営プロジェクト」を担当。入社後25年近くにわたり、医療・介護分野を取材。現在、中小企業や女性向けの媒体に労働関係のコンテンツも提供している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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