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かっこいい商社、ダサい商社

伊藤忠商事社長 岡藤正広さん(2)

2013年10月18日(金)

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川島:総合商社の仕事、というと、ファッション関係にしても小売りの「現場」から遠いイメージがありました。でも、岡藤さんのように、自ら現場を回る方がトップだと、下にいる社員たちも「俺らも現場へ行かなあかん」と思うのでしょうか。

会議を6割減らした

岡藤正広(おかふじ・まさひろ)
伊藤忠商事社長
東京大学経済学部卒業後、1974年4月に伊藤忠商事に入社。87年、イタリアの高級ブランド「ジョルジオ・アルマーニ」の独占輸入販売権を取得したのをはじめ、「トラサルディ」「ハンティング・ワールド」など、数々の著名な海外ブランドと次々gに契約を締結、「ブランドの伊藤忠」を確立した。アパレル第三部長、ブランドマーケティング事業部長、繊維カンパニープレジデント、常務、専務、副社長などを経て2010年4月に社長に就任(写真:的野弘路、以下も)。

岡藤:そりゃそうやな。上がそうすれば、みんな出ていくのと違う? 会社の中だけにおったらあかん。だからね、会議が多いというのもよくないことや。

川島:会議が多い。ダメですか。

岡藤:ダメや。実はね、伊藤忠も僕が社長になる前まで、ものすごく会議が多かったんです。僕は当時大阪におったから、まだましだったけど、これが東京に来ると、会議が目白押し。ひとつの会議が終わると、すぐ次の会議、といった具合。

川島:それはめげますね。

岡藤:商社マンたるもの、会議ばっかりじゃあかんわな。基本的に外に出てものを売りに行くのが商社マンの仕事だから。それなのに、朝から晩まで、部屋にこもって議論ばかりしていたら、外に売りに行く前に疲れてしまう。役員が顔つきあわせて会議して、あーでもない、こーでもないと会議室に閉じこもって情報交換しているようなのはよくない。

川島:でもほとんどの企業では、そんな会議が日々たくさん行われているんじゃないでしょうか。実際は、何かについて議論するための会議、というよりは、これやりますあれやりました、といった報告会に近いものが多いでしょうね。あれ、私も意味ないと思いますけど(笑)。

岡藤:社長になる前に、一度役員や社員たちに話したことがあります。「情報交換や報告もいいけど、外に出て、情報を拾いに行くこともせなあかんでしょう」。

川島:思っていても、なかなか言えないことですよね。

岡藤:僕はね、会議が誰よりも嫌いなんです。だから言える(笑)。僕が社長になってから徹底して会議を減らしました。どうやろ、6割くらいなくしたんと違うか。

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「かっこいい商社、ダサい商社」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト