• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「リポD」があったから「レッドブル」ができた!

  • 日経BP社出版局

バックナンバー

2013年10月24日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 F1で今、最も強いチームである「レッドブル」。そのオーナーは、世界で年間52億本も販売する飲料ブランドだ。日本のコンビニでも売られ、知名度も高いが、その経営の実態は謎に包まれている。

 秘密主義のレッドブルの実態に迫る書籍『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』をもとに、オーストリア発飲料の先進的なマーケティングについて見ていこう。

 つい先日の2013年10月13日、F1日本グランプリ決勝が行われた。鈴鹿サーキットで日本のファンを前に優勝を飾ったのは、ドイツ人ドライバーのセバスチャン・ベッテル。レッドブル・レーシング所属の26歳だ。2位になったマーク・ウェバーも同じレッドブルのチームメイトである。

 セバスチャン・ベッテルは、F1年間チャンピオン3連覇中。2013年のシーズンも圧倒的な強さで勝利を重ね、次のインドグランプリで5位以上になれば4連覇を達成する。その強さはファンからさえブーイングの対象になるほどだ。「またベッテルが勝ったのか」と。通算91回の優勝、7回の年間チャンピオンの記録を持つミハエル・シューマッハに並ぶ才能だともいわれている。

 そんなベッテルを発掘し、F1ドライバーとしての成長を後押ししたのが、レッドブル・レーシングのオーナーであり、世界的な飲料ブランド「レッドブル」の創業者であるオーストリア人のディートリッヒ・マテシッツだ。

(左)圧倒的な強さを誇るF1ドライバー、セバスチャン・ベッテル((C) Mark Thompson / Getty Images)。
レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツ((C) Vladimir Rys / Getty Images)。

ドリンクの利益率はなんと70%!

 欧米で「エナジードリンク」というジャンルを確立したレッドブルは、日本でもF1やサッカー、バイクレースなどのスポーツで認知度を上げてきた。日本のコンビニエンスストアでも売られるようになり、「仕事で気合いを入れたいときに飲む」という愛飲者も増えている。

 ところが、このレッドブルがどのように誕生し、世界に広まっていったのか、創業者がどのような人物なのかについては、日本はもとより、欧米でもほとんど知られていない。レッドブルがオーストリアの会社であることを知っていた人は少ないだろう。米国発のブランドではないかと思っている人も多いはずだ。

 レッドブルの経営の実態が、日本だけでなくアメリカや本拠地であるヨーロッパでもあまり知られていないのは、レッドブルの意図するところだ。派手な広告やキャンペーンでの露出は多くても、企業の内情についてはごく限られた形でしかメディアに登場していない。当然のことながら上場もしていない。

 そんな秘密主義をとる彼らの「ドリンク帝国」の実態に迫る書籍『Die Red Bull Story』(邦題『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』)が2012年に本国オーストリアで出版された。著者はオーストリアの作家ヴォルフガング・ヒュアヴェーガーで、レッドブルの元従業員への取材をベースに本書を書いた。この本によると、レッドブルは2012年に165カ国で52億本が販売された。しかも、1缶あたりの利益率を計算すると、なんと70%にもなるという。

コメント2

「レッドブル、52億本への爆走 驚異の成長戦略を暴く」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リストラなどつらい経験もありましたが、多くの山に登ったことで、別の景色が見えやすくなりました。

吉田 秀俊 VAIO社長