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日米同盟強化で逆切れした韓国

「だったら、中国と同盟を結ぼう」

2013年10月24日(木)

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 米国が日本との軍事同盟を強化した。すると、中国の意向も受け反対していた韓国が「面子を潰された」と逆切れ。一部の韓国紙は「米国が日本を大事にするのなら、中国と同盟を結ぼう」と書き始めた。

日本の新聞以上に騒いだ韓国紙

 韓国が大騒ぎになったのは10月3日。日本の集団的自衛権の行使に対し米国が賛成したうえ、多角的で厚みのある日米同盟の強化を打ち出したからだ。それを鮮明にしたのが日米安全保障協議委員会(2+2)の共同声明だ(注1)

(注1) この声明はこちらで読める。

 朝鮮日報はそれを4日付1面トップで「米国、日本の集団的自衛権の行使歓迎……緊密に協力」と報じた。さらに4日、5日と連日、社説で扱ったうえ、日米同盟強化に関し背景や影響など様々の角度からの特集を組んだ。

 中央日報も5日付1面トップの「日米蜜月、試される韓国外交」(注2)で解説したうえ、7日付の社説でも論じた。

(注2)この記事はこちらで読める。

 日本の新聞の4日付は読売、毎日と産経が1面トップ。ただ、日経は1面4段、朝日が1面3段だった。それと比べると、韓国メディアの異様に大きな扱いが目に付く。韓国人は何をそんなに驚きあわてているのだろうか――。

朴槿恵の二股外交が破綻

 中央日報の7日付社説「韓国、経済に続き外交でもサンドイッチ状態」(注3)が本音をのぞかせている。要旨は以下だ。

(注3)この記事はこちらで読める。

・米国が日本の軍事力強化をテコに中国牽制に乗り出した。
・韓国は経済で日中に挟まれてサンドイッチ状態になったのに続き、外交でも米日と中国の間に挟まれた。
・韓国はすでにミサイル防衛(MD)問題で、米中間でジレンマに陥っている。
・韓国の外交・安保の立地点が急速に狭くなっている。しかし、政府は適切な対応策が打ち出せていない。

「早読み 深読み 朝鮮半島」書籍化第2弾、11月下旬、発売決定!
中国という蟻地獄に落ちた韓国

まるで中国という蟻地獄に落ちたかのように、
その引力圏に引き込まれていく韓国。
北の核威嚇で加速する韓国の「従中」は、
日米との同盟に引き返せないところまで来てしまった。
日本は、米国はどう動くのか。


第1弾『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』に
続編が登場。最新の情報が満載です。

コメント27件コメント/レビュー

>米韓関係が悪化すれば、その影響は一部で改善が叫ばれる日韓関係の比ではない。下手すれば、日本が大陸に直接に向き合う最前線になるのだ。  ■最初から無いものと考えて国防計画を立てるべきです。 どうせ、中国との事が起こる時には、裏切って中国についているか、中国が国自体を乗っ取っている状態からの開戦になりますよ。(2013/10/24)

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「日米同盟強化で逆切れした韓国」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

>米韓関係が悪化すれば、その影響は一部で改善が叫ばれる日韓関係の比ではない。下手すれば、日本が大陸に直接に向き合う最前線になるのだ。  ■最初から無いものと考えて国防計画を立てるべきです。 どうせ、中国との事が起こる時には、裏切って中国についているか、中国が国自体を乗っ取っている状態からの開戦になりますよ。(2013/10/24)

本当に歴史に学ばない国。確かに立ち位置は難しいけど誰のせいでずっと最貧国だったのか。誰のおかけで豊かに発展できたのか。くらいは覚えておけばいいのに。アメリカに対する外交の仕方が北朝鮮と一緒。北朝鮮が特別という訳でなく、朝鮮民族の基本行動なんだな。(2013/10/24)

ヘーゲル長官が韓国を訪問して、軍事パレードを閲兵したり米韓の関係者の前で演説しているのをテレビでたまたま見ていたのですが、ヘーゲルさんは心ここにあらずといった感じでしたよ。おそらく、パク大統領との会談内容をリークされて当惑していたのではないでしょうか。日本人の私からすれば、米国は韓国を尊重していると思います。昔のことになりますが、朝鮮戦争で数万の犠牲者を出して韓国を助けたのは、米国です。そんな国は他にはないでしょう、日本も含めて。(2013/10/24)

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