• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

YAZAWAのこだわり!? イトウ降参驚異の立ちそば

立ちそば23食目 Mこと屋 9号店(人形町)

2013年11月6日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今日は午後1時30分ぎりぎりに、潜入現場に到着する。

 人形町の駅から4~5分ほど。中層建造物がひしめき合うビルの一角に、「Mこと屋 9号店」はありました。

 「9号店」と、ありますが、ここは1店舗きりの個人店。店内石臼挽き、粗挽き田舎そばを手打ち、茹でたてで、たったの500円で食べさせるという。普通のおそば屋さんとしても、立ちそば店としても考えられないお店であります。

 店主は製粉所を脱サラしてそば屋を開店。そばの産地はもとより、玄そば(殻つきのそば)から石臼挽きにするまでの全てを知り尽くしたお方の打つそばの店。これはいやでも期待が高まる!

 潜入前に不穏な動きをして怪しまれてはならないと思いつつも、じっとしてはいられません。遠巻きに中を覗く。
 細長く狭い店内には、お昼を過ぎた時間にも拘らず、カウンター席に人の姿が目立つ。30代から50代のサラリーマン。そして皆さん、くつろいでおられる!

 Y氏をお待ちする間にも、他の客が店の前を通りかかる。
 若いなぁ…20代半ばくらいの男性二人組。ジーンズを腰履きにした一方が、メニューのカンバンを一瞥。ひと言

 焦っていても仕方ないので、メニューのカンバンを眺める。
 「理由(わけ)ありそばスペシャル 500円」という、午後1時30分過ぎから数量限定で供されるメニューが目に入る。こちらは茹で置き麺だが、エビ天にいろいろトッピングを付けて納得のゆく一杯を供するという、超お得なお品目。ひたすらそばを茹でても注文の入り続けるランチタイムと、アイドルタイムの間に出来てしまう茹でそばのだぶつき。これを捨てずに美味しく提供しようという工夫なのでしょう。Y氏には価格的にもボリューム的にもよさげなこちらをお勧めしよう。

 そして、イトウは「肉汁つけそば」にしようかな。つけそばなら、そばそのものの味も分かるし、初挑戦!豚肉のつけ汁にもトライできる。
 以前の自分なら、茹でたてそばとくれば、間違いなくダシや返しとの響き合いの分かる「もり」を選んでいた。しかし立ちそば店では気取らない種物に楽しさが宿ることを、この連載を通して知りました。

 「もり」への僅かな未練を残しつつも、「それでも肉汁」と思える今の自分。立ちそばとの距離が、縮まってきたのではないでしょうか。

 清々しい気持ちで顔を上げると、あら、Y氏の登場です!

 早速Y氏に「理由ありスペシャル」500円、の存在をお知らせし、自分はこの機会に「肉汁つけそば」650円にトライしようと思っている旨をお伝えする。

:いつもなら「もり」にしちゃうんですけどね。折角だから挑戦メニューでいこうかな、って思ってるんです!

コメント6

「ワンコイン・ブルース」のバックナンバー

一覧

「YAZAWAのこだわり!? イトウ降参驚異の立ちそば」の著者

イトウエルマ

イトウエルマ(いとう・えるま)

イラストライター

北海道室蘭市生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒。文具メーカーで企画・デザインに携わり、その後フリーに。イラストルポなどを中心にお仕事しております。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員