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エコノミーが“プレエコ”に肉薄?

地味に進化する航空各社のエコノミークラス

2013年11月6日(水)

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 航空会社を選ぶ際、ポイントの1つとなるのがシートだ。国内外の航空会社は国際線ファーストクラスでプライバシーを確保した空間を売りにし、ビジネスクラスでは背もたれが180度倒れるフルフラットシートを主流としつつある。

 一方、華やかな上級クラスとは異なり、エコノミークラスの話題は地味だ。航空各社が打ち出すシートの情報は、上級クラスの豪華なものが大半で、多くの利用者が座るエコノミークラスについては話題にのぼらない。だが実際に調べてみると、エコノミークラスでも、航空会社によって座り心地や使い勝手は大幅に違う。乗客の知らないうちに、進化していたのだ。

 そこで今回は、国際線エコノミークラスと国内線普通席のシートについて調べた。

“プレエコ”に肉薄?国内外のエコノミーをチェック

シンガポール航空は2013年10月、成田空港で新仕様機を発表。従来のエコノミークラスよりも随分居心地が良くなっている(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 2013年10月、シンガポール航空は成田国際空港で、国際線に使うボーイング777-300ER型機の新仕様機を公開した。これはファーストからエコノミーまで、全クラスに新シートを採用した新造機で、ファーストクラスのデザインはBMWグループの子会社デザインワークスUSA社が担当した。

 有名自動車メーカーの名が入ると、どうしても上級クラスに目がいってしまうだろう。しかし筆者が驚いたのは、むしろエコノミーの進化である。
 最近のエコノミーシートでは、スリムな背もたれを採用しているケースが多い。同機材も当然、このトレンドを受けて背もたれはスリム。これによって、シートピッチが狭くても足元のスペースを十分に確保できる。
 エコノミーのシートピッチは32インチ(81.3cm)、座席幅は18.6インチ(47.2cm)、リクライニングは117度。従来各社の国際線用777-300ERではシートピッチが31インチ(78.7cm)、シート幅が16.5インチ(41.9cm)から17.5インチ(44.5cm)程度だったので、快適性が向上していると言える。

 もちろんパソコン用電源を備え、タッチパネル式の座席モニターもこれまでの標準だった10.6インチから、11.1インチに大型化している。

シートピッチ、座席幅とも、従来機よりも数cm程度広がった新機材。これだけでも、居心地は格段によくなる
座席のモニターも大型化した
ファーストクラスも一層、豪華に

 総2階建ての大型機、エアバスA380型機ともなると、エコノミークラスでもさらにゆとりのある座席となるようだ。中でもエミレーツ航空のエコノミークラスは、シートピッチは33インチ(83.8cm)、シート幅は18インチ(45.7cm)。シートピッチは前ページで紹介したシンガポール航空の777-300ERよりも広い。

エミレーツ航空のエコノミークラスはシンガポール航空の新仕様機よりも広いシートを売りにする

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吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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