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統計やIT知識を持つデータ分析の達人、人材不足や育成が課題

データサイエンティスト

  • 橋本 大也

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2013年11月8日(金)

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日経デジタルマーケティングは、『最新マーケティングの教科書』(ムック)を11月5日に発売する。このコラムでは、そのムックの中からマーケティングを理解するのに欠かせない最新のキーワードを解説していく。

 データサイエンティストとは、統計やIT(情報技術)の専門知識を武器に膨大なデータを分析し、ビジネスに活用するための知見を引き出す人材のことだ。ビッグデータ時代の花形職業として、米国の『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌は、「21世紀で最もセクシー(魅力的)な職業」と称えた。その一方で、統計学とビジネスの両方に通じた人材はまだ少ない。調査会社の米ガートナーは日本で近い将来、データサイエンティストが25万人不足するだろうとの予想を示した。

 企業活動のデジタル化が進んだことで、企業はデータを大量に保有するようになった。これを利益に変えるべく、様々なデータ分析の用途開拓が試みられている。

 例えば、店舗の購買データを分析して顧客のセグメントごとに効果的に売り上げを高める施策を探す。取引の記録から詐欺や犯罪のリスクを検出する。通販サイトで、2つのうちどちらがより効果的かを確かめる「A/Bテスト」を実施し、訪問者の購入率を最大化するデザインを選ぶ。あるいは、ソーシャルメディアのつぶやきを自然言語処理技術で解析し、見えない消費者インサイト(本音)を発掘する、などである。

 こうした役割を果すには、次の3つの能力を併せ持つ必要があるだろう。(1)統計や確率の専門知識とITを活用する能力、(2)ビジネスの問題を発見し解決する能力、(3)創造的な提案をする表現やコミュニケーションの能力、である。

データサイエンティストに必要な能力。データサイエンティストはビッグデータ時代に欠かせぬ人材だ

育成の場がようやく形に

 現在は、こうした能力を併せ持つ人材を育てる場はほぼなく、大きな課題になっている。

 2013年夏、データサイエンティストが備えるべきスキルと知識を定義し、育成カリキュラムを作成し、評価制度を構築しようとする「データサイエンティスト協会」というものが、民間ベースで発足した。立教大学経営学部や慶應義塾大学SFC研究所、多摩大学経営大学院などは「データサイエンティスト育成コース」の創設を発表している。IBMや広告大手オグルヴィなども養成コースを企業向けに提供している。人材育成プログラムが形になり始めたのである。

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