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日本にも欲しい!自宅で手軽に多国籍料理を再現できる店

ローランド・ベルガー欧州レポート(1)独コッホハウス

2013年11月25日(月)

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ドイツ・ベルリンの食料品店「コッホハウス」

 地中海風シーフードリゾット、ブルゴーニュの地鶏&ワインを使ったコッコーヴァン、トムヤンクン風オリエンタルスープ、有機野菜のマサラ・カレー…。読者の皆様はこれらのメニューを聞いて何を思い浮かべるだろうか?おそらくは、伝統的なフレンチ、イタリアンレストランではなく、フュージョン、無国籍料理を得意とするモダンなレストランあるいはお洒落なカフェのメニューに違いない。しかしながらこのメニューはレストランではなく、ドイツ・ベルリン発の新しい食料品店で、家庭用にと提供されているレシピなのである。

「ディーン・アンド・デルーカ」に似ている?

 さて、「欧州発“最新”マルシェ」連載第1回は、ドイツ発のユニークな食料品店Kochhaus(コッホハウス)についてご紹介したい。コッホハウスは、ドイツ語で「コックの家(cookhouse)」という意味で、店名の通り有名レストランで提供されるようなプロのレシピとその食材を提供する、まったく新しい小売り業態の食料品店だ。まず、お店の外見やデザインはお洒落なカフェとも食材店とも取れるモダンな佇まいで、あえてたとえるとすると、日本でもおなじみの米NY発のハイエンドスーパーマーケット、ディーン・アンド・デルーカに近い。ただし、店舗面積は遥かに小さく100~200平米と日本のコンビニエンスストアくらいのサイズである。

 店内に足を踏み入れると、初めて入ったお客には、一見何のお店か分からないような光景が広がっている。まず目に入るのは、店内に広がる20枚の黒板と机に並べられた食材だ。ディスプレイには、冒頭で述べたようなお勧めレシピが写真で紹介され、あわせてそのレシピを作るための食材、調味料、更にはその料理と相性の良いサイドディッシュやワインも提案されている。

 20枚のディスプレイはコースメニューが組めるように設計されており、3種類のスターター、続けてサラダ2種類にスープ1種類、4種類のパスタ/リゾット、メインは3種類の魚料理と4種類の肉料理、最後に3種類のデザートといった具合である。メニューは、毎週3~4種類が変更され、約1カ月ですべてが入れ替わる。提供される食材は、すべて事前にカットされ必要材料がパッケージ化されており、顧客は調理するだけという状態で売られている。また、すべてのレシピが1人前から購入でき、価格も1人前が2~10ユーロと比較的リーズナブルだ。レシピやすぐに調理できる食材提供サービスを行っている会社はあるが、コッホハウスのような形で展開している企業は、知る限り日本だけでなく世界においても、まだない。

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「日本にも欲しい!自宅で手軽に多国籍料理を再現できる店」の著者

福田 稔

福田 稔(ふくだ・みのる)

ローランド・ベルガーP

慶応義塾大学商学部卒、欧州IESE経営大学院経営学修士(MBA)。大手ITコンサルティング会社を経て現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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