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ニーハオ、アンニョン、最後にこんにちは

それでも中国が一番人気

2013年11月28日(木)

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 筆者は、シンクタンク「東京財団」で上席研究員を務めている。国際関係論を専門とし、国際安全保障を研究している。経済は平和が確保できなければ発展しない。経済が成長しなければ不満がたまり紛争に発展するといわれている。そこで対外援助と安全保障協力の関連性をテーマに取り上げている。その事例研究のためにこの夏、私たち一行はアフリカの角地域に出張した。

 なぜアフリカの角地域を現地調査の対象に選んだか。第1に南スーダンの平和構築のための国連ミッションに日本の自衛隊が参加しているからだ。ジブチでは、海上自衛隊を中心に海賊対処に取り組んでいる。いま、日本の自衛隊が海外に派遣されているのは緊急災害支援以外ではこの2カ所であり、いずれもがアフリカの角地域にある。

 第2の理由は、この地域が日本へのシーレーンの要衝であり、この地域における今後の安定と経済発展が、日本の安全保障と不可分の関係があるからである。すなわち、アフリカの平和と安定は日本の平和と安定につながっている。

 まずは羽田を発ち、ドバイ経由でエチオピアの首都アジスアベバまで19時間(飛行時間15時間、ドバイ空港における待ち時間4時間)の空の旅。宿舎の部屋にたどり着くやいなや思わずため息が出たほど、アフリカは遠い。しかし、この旅では、遠さをあがなって余りあるほどの経験をした。その一端をこれから5回のシリーズでご紹介したい。

 アフリカの角地域は、英語で「Horn of Africa」と呼ばれる。上の地図に示すように、アフリカ大陸の東側に位置する、まさに角のように見える地域である。

 どこまでをアフリカの角に含むのか、明確な地理的境界線はない。サファリ・ツアーで有名なケニア。日本の自衛隊が現在、拠点を置くジブチ。かつてこのアフリカの角地域を支配していたエチオピア。長く紛争が続くソマリア。さらに内陸に向かうと、現在、国連ミッションに自衛隊が参加している独立まもない南スーダンなどが含まれる。

 これらの国々は、かつては英仏伊の植民地にされた。独立後も紛争が絶えず、現在も国境紛争を抱える国が多い。だが、地下資源に恵まれた国も多く、「平和の構築」に向かって歩みを進めようとしている。

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「ニーハオ、アンニョン、最後にこんにちは」の著者

福島 安紀子

福島 安紀子(ふくしま・あきこ)

東京財団上席研究員

The Paul H Nitze Scholld of Advanced International Studies (SAIS) Johns Hopkins University卒(修士号)、大阪大学大学院(国際公共政策)博士号。2013年より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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