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総理、日系アメリカ人に会いに行ってください

河野太郎・衆院議員に聞く(前編)

2013年11月27日(水)

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全米には100万人を超える日系アメリカ人がいる。日本をルーツに持つ日系人は、アジア系移民の先頭ランナーとして各分野で大きな功績を残す人物を輩出してきた。その筆頭として挙げられるのは、副大統領(上院議長を兼任)、下院議長に次いで大統領継承順位第3位となる上院仮議長となった故ダニエル・イノウエ上院議員だろう。11月20日には、そのイノウエ議員に一般市民としては最高位となる「大統領自由勲章」が、バラク・オバマ大統領より与えられた。12月17日に亡くなって1周年を迎えるのを前に、「日経ビジネス」では11月18日号11月25日号の2週にわたって、「日系アメリカ人という資産~隠れた『日米のネットワーク』に注目せよ」という特集を掲載。各界で活躍する日系アメリカ人をレポートした。「日経ビジネスオンライン」での連載初回となる今回は、日系アメリカ人社会と交流を続けてきた河野太郎・衆院議員に聞いた。

日系アメリカ人社会との積極的な交流を提言してきましたが、ご自身はどういういきさつで関わりを深めることになったのでしょうか。

河野太郎・衆院議員は、故ダニエル・イノウエ上院議員と親交を結ぶなど、日系人コミュニティーと積極的に交流してきた政治家の1人。(写真:村田和聡、以下同)

河野氏:さかのぼると、親父(河野洋平・元自民党総裁)が昭和30年代にアメリカに留学した時、ロサンゼルスのジョージ・アラタニさん(日系2世の事業家・慈善家。日系人社会の発展に貢献した。2013年2月死去)とか、その世代の方々にお世話になりました。親父が日本に戻ってからも交流が続いて、僕も中学生でアメリカでホームステイした時には日系人に面倒を見てもらいました。

 大きな転機は2001年過ぎくらいだったでしょうかね。河野洋平が官房長官だった時に外務省から来ていた秘書官に河野雅治さん(現イタリア大使)という方がいました。彼がロサンゼルス総領事として赴任されたのです。そこで「日系人との絆をなんとかしないといかん」ということで、河野洋平のところに相談に来た。親父は「それは大事だ。分かった。じゃあ太郎にやらせよう」ということで、僕に電話がかかってきたんです。

日本をレーダースクリーンに戻す

 それで外務省がアイリーン・ヒラノさん(元全米日系人博物館館長、現在は米日カウンシル代表で、故ダニエル・イノウエ氏の妻)なんかと組んで、日系アメリカ人のリーダーを日本に呼んで、各地で交流する「日系アメリカ人リーダー招へいプログラム」をやりました。日本の国会議員と食事をする時の窓口を僕がやって、カラオケなんかでも盛り上がりました。当初は1回限りという話だったんですが、やってみるとなかなかいいということで、今も続いています。

コメント15件コメント/レビュー

私も米国には駐在で住んでいますが、日系人の方、永住の方、特に米国は多いと感じます(小生、駐在3カ国目ですが)。但し目をビジネスの場へ移すと韓国系、中国系の浸透度は目覚ましいものがあると理解しており、こういう面で日本人はおとなしいというか、存在感がないというのか、最大の友好国としてもっと関係を深める事が出来ないものかと思います。そういう面からも国としてもっともっと日系コミュニティの方々のアドバイス等を活かした取り組みが肝要なのではと思います。駐在員自身も永住する位の気持ちで現地に溶け込む気概が要るのかもしれまんせん。(2013/12/31)

「日系アメリカ人という資産」のバックナンバー

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「総理、日系アメリカ人に会いに行ってください」の著者

細田 孝宏

細田 孝宏(ほそだ・たかひろ)

日経ビジネス 副編集長

1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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私も米国には駐在で住んでいますが、日系人の方、永住の方、特に米国は多いと感じます(小生、駐在3カ国目ですが)。但し目をビジネスの場へ移すと韓国系、中国系の浸透度は目覚ましいものがあると理解しており、こういう面で日本人はおとなしいというか、存在感がないというのか、最大の友好国としてもっと関係を深める事が出来ないものかと思います。そういう面からも国としてもっともっと日系コミュニティの方々のアドバイス等を活かした取り組みが肝要なのではと思います。駐在員自身も永住する位の気持ちで現地に溶け込む気概が要るのかもしれまんせん。(2013/12/31)

日系一世や二世ならともかく、三世、四世、五世とかになると、もう縁故でも精神面でも日本とは無縁なんじゃなかろうか。日系というだけでこちらに協力してくれると考える日本は、ちょっと彼らの感覚とずれているのではないかと危惧する。彼らのアイデンティティは、もうアメリカ人だと思う。(2013/11/30)

30年ほど前、1986年にポートランドでお会いした日本人移民2世は、「戦争中と戦後、我々は4等国民として悔しい思いをした。でも、故国が立派に復興し発展して、我々も今、胸を張って生きている。」と言っていました。日本が、米国のみならず世界中から、そして日系人やその国のネイテフィブや先住民族などからも信頼され敬愛されるためには、それにふさわしい日本と日本人でなければならないと思う。日本の政治家・経済人・マスコミ・我々一般国民が自らのレベルを上げることが必要と思う。必要な政策決定を先延ばし党利党略を追求する無責任な政党や議員、企業利益の他には社会や人間に関する理想や抱負が伺えない経営者、「報道・言論の自由」を唱えても自ら社会の木鐸たり得ず、強大な発信力を枝葉末節的な報道に消耗しているマスコミ、オピニオンリーダーとして正論を唱えるが、最後まで国民とともに自らの責任を果たせるのか一部職業人、現実直視より情緒的想像力でそれらを許す国民性など、このあたりのことも観点に入れて今後の対外関係や政策を考えていかないと、30年後、今度は故国が4等国家になりかねないと思う。かく言う私はこのような駄文を書くことと、ボランティアで自分にできることをするしか、能がないが。(2013/11/30)

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