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米国流、マッキンゼーやMBAのルーツがここに

自分を振り返り、極上の自伝を味わう

2013年12月3日(火)

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 みなさん、こんにちは。月に1度の書評コラムです。

 早いもので、もう12月ですね。12月がどのような月かと言えば、やはり1年を振り返って、来年、いい年にしたいね、と考える月です。であれば、わが身の来し方を振り返る自伝を読むべきではないでしょうか。

自筆の自伝が何より面白い

 例えば、日経新聞には「私の履歴書」という人気コラムがあります。人間が自分を振り返って書くことは、たとえそれが自分にとって都合のいい情報ばかりであったとしても、やはり面白いものです。「私の履歴書」でも特に面白いのは、本人が自分で執筆したものです。大企業の経営者などは、コンプライアンス(法令順守)などを気にして、秘書であるとか社史編集室、調査部などに書かせるものもあるようで、あまり面白くない。

 自伝は、本人の直筆に勝るものはありません。今月は、本人が書いた自伝をいくつか読んでみて、優れた人が自分の人生を振り返るように、我々も1年を振り返ってみましょう。

 さて、最初に、僕が「これぞ最高!」と思っている本をご紹介したいと思います。『バーブル・ナーマの研究(3)』(松香堂)です。残念なことに、この本は既に絶版なのです。図書館で読めるのですが、どこかの出版社がぜひ文庫で出してくれないものかと切望しています。それぐらい良い本ですので、世の中にとって大変もったいないことです。

 著者は、1500年代初めにムガール帝国を開いた初代皇帝、バーブル本人です。ティムール家に生まれた人で、本貫の地はサマルカンドです。ですからサマルカンドが本来はバーブルの本拠地であるべきなのに、当時、ウズベク族が大変強勢になっていて、サマルカンドを取られてしまいます。

 バーブルはサマルカンドを取り返そうと何度も攻めるのですが、何度試みても取り返されてしまうので、あきらめてカブールに蟄居します。カーブルは、今のアフガニスタンのカーブルです。それでもまたサマルカンドに出向くのですが、やはり跳ね返され、あきらめて南方に繰り出し、デリーを陥落させてムガール王朝を開いたのです。

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「米国流、マッキンゼーやMBAのルーツがここに」の著者

出口 治明

出口 治明(でぐち・はるあき)

ライフネット生命保険会長兼CEO

1948年生まれ。京都大学を卒業後、日本生命保険に入社。同社を退職後、2006年にネットライフ企画設立、代表取締役就任。2008年にライフネット生命保険に社名変更。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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