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営業がダサいから家電は「花柄ウルトラマン」になる

プロダクトデザイナー柴田文江さん(1)

2013年12月6日(金)

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オムロン けんおんくん/2004

 日本企業はどうすれば、ダサい経営から、デザインできる経営に転換できるのか? ifs未来研究所所長の川島蓉子が、時代を切り開く現役経営者やデザイナーに切り込む連載の第3弾は、電子体温計「けんおんくん」などのデザインで有名なプロダクトデザイナーの柴田文江さんにご登場いただきます。

川島:この連載のタイトルは「ダサい社長が日本をつぶす!」なんです。

柴田:あはは。凄いタイトル。いいの、そんなこと言っちゃって?

川島:いいんです! 21世紀に入ってここ10年くらいの間に、暮らしを取り巻く日本の製品、どんどんダサくなっているような気がしません? 街を歩いても、お店に入っても、日本製品で「かっこいい」とか「美しい」といったものが少なくなっている。あ、いいな、と思うとたいがい海外の製品。で、今って「かっこいい」「美しい」製品じゃないと売れないでしょ? じゃあ、デザインって、商売にとって最大のツールのはず。なのにちっともかっこいい製品が日本から出てこない。これは日本企業の社長に「かっこいい」を判断する力がないからじゃない? ……という仮説を立てまして。

柴田:(無言で微笑)

川島:フリーのプロダクトデザイナーで、さまざまな大企業とおつきあいのある柴田さんのご意見をうかがいたく。

柴田:……そうきますか。クライアントいっぱいいるしなあ。話しにくいなー(笑)

川島:そこをなんとか。

柴田:まあ、たしかに、あくまで個人的な感覚ですけれど、身の回りの製品で「なんでこんなデザインになっちゃったんだろう」ってモノ、いっぱいありますね。

川島:そうなんです。家電売場に行くと、日本の製品で欲しいものはひとつもない! ちょっと悲しい感じがしちゃいます(笑)。どうしてこうなってしまったのでしょうか?

柴田文江(しばた・ふみえ)
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、東芝デザインセンターを経て1994年Design Studio S設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションまで、インダストリアルデザインを軸に幅広い領域で活動をしている。
主な作品に、無印良品「体にフィットするソファ」/オムロン「けんおんくん」/カプセルホテル「9h (ナインアワーズ)」/JR東日本ウォータービジネス「次世代自販機」/包丁「包丁工房タダフサ」/木のおもちゃ「buchi」
毎日デザイン賞/グッドデザイン賞金賞/ドイツiFデザイン賞金賞/アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞/JCDデザインアワード大賞/ドイツred dot design award賞など多数受賞。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』(ADP)。(撮影:大槻純一)

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「営業がダサいから家電は「花柄ウルトラマン」になる」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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