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戦わないデザイナーにも責任がある

プロダクトデザイナー柴田文江さん(2)

2013年12月13日(金)

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カプセルホテル 9h (ナインアワーズ) /2009

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川島前回のお話で、日本のメーカーの製品がダサいのは、「とにかく派手で、店頭で目立てばいい」という営業の人たちの古い発想が影響していた、とうかがいました。で、ちょっと悲しい気分になりました。社内デザイナーは何してるんだ! もっとデカい声を出せよって。

デザイナーの仕事はデザインだけじゃない

柴田:そうですね。自社の製品のデザインが悪いのは、もちろん社内デザイナーの責任でもあります。彼ら彼女らが社内で戦って、良いデザインを勝ち取っていくことが大切なのです。

川島:やっぱり。

柴田:私自身はもデザイナーです。ある会社の製品デザインが悪かったとして、「社長のセンスが悪いからだ」と言ってしまったら終わりです。だったら、その社長を説得してでも、良いデザインの製品を世に出す努力をする。それがデザイナーの仕事です。

川島:デザイナーの仕事は製品をデザインするだけじゃない、ってことですね。

柴田:もちろんです。デザインが良くない製品が世に出ている。それは、社内にしろ社外にしろ、その製品を担当しているデザイナーが社長やそれ以外の部署を説得できていない証拠です。デザイナーが自分の好き勝手に製品をデザインしていいなんてことは、現実の世の中にあるわけがないのですから。

川島:そりゃそうだ。

柴田:となれば、自分がいい、と思うデザインを世に出すには、必ずトップを説得しなければいけない。デザイナーの説得する力が弱いと、良くないデザインが世にはびこることになるのだと思います。厳しい言い方かもしれませんが。デザイナーはやはり、自分が担当するモノがどうあるべきか、という見立ても含め、上にコンセプトを伝え、デザインを通していく力を持たなければいけません。

川島:今の柴田さんの話、とっても腑に落ちます。メーカーの人たちと話していると、「自分の考えるデザインが通らないのは、うちの上が古くさいからだよ」っていう愚痴、耳にタコができるくらい聞きます。

柴田:はい。

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「「ダサい社長」が日本をつぶす!」のバックナンバー

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「戦わないデザイナーにも責任がある」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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