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入社3年以内の退職を絶つ

社会人生活の“理想と現実”のギャップをどう埋めるか

  • 日経ビジネス編集部

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2013年12月20日(金)

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「100社にエントリーしたが内定ゼロ」。次々と受けては落ちまくる昨今の異常な就職戦線。シューカツという流行語まで生んだ狂騒からの脱却を目指し、企業と学生が動き始めた。その動向を5回にわたり紹介する。初回は“すれ違い”による離職を防ぐ試みを取り上げる。

 「私たちが狙うのはリビングの香り市場です」「この市場で3年後にトップになります」──。

 これは、P&Gジャパンが今年から取り組んでいるビジネスプランコンテスト「CEOチャレンジ」の1コマだ。大学3年生が参加でき、選考途中で結成した4人1組で新規事業計画を練る。勝ち残ったチーム8組が9月12日に神戸にあるP&G本社へ招かれた。交通費はP&Gの負担だ。

 決勝に進んだ2組が奥山真司社長ら経営陣の前で発表する機会を得た。優勝チームは奥山社長とレストランで夕食を共にできるほか、シンガポールにあるP&Gの現地法人を見学する権利をプレゼントされた。シンガポールへの渡航費もP&Gが負担する。

P&Gジャパンが開催したビジネスコンテストの様子。社長の前で学生自身が考えたビジネスプランを披露する(写真:菅野 勝男)

P&G流の仕事術を体感

 多額の出費をしてまでP&Gがコンテストを開いたのは、選考前に仕事の内容を正確に理解してほしいという思いから。同社が販売する日用品は自分でも使っていたりするので、学生にもなじみがある。「グローバルに活躍したい」と夢を抱く学生は外資系というだけで応募することも多い。このように確たる理由を持たずに応募する学生が増えていることが背景にあった。

 そこでビジネスプランコンテストを開催して、P&G社内の仕事の進め方を理解してもらい、イメージとのギャップ解消を図ることにした。これまでは選考途中で社員と話すことができるセミナーを開いていたが、それに加えてコンテストを導入した。ヒューマンリソーシーズ採用人材開発担当の丸谷奈都子シニアマネージャーは「当社の企業文化を体感し自分に合うと思った学生に応募してほしいと考えて、応募前に当社の仕事の流れや企業文化を体感できるコンテストを催すことにした」と説明する。

 CEOチャレンジは選考の各段階で課題が与えられる。例えば新商品を企画し、3年後に200億円規模に育てるためのプランを考える。

 各チームは実際にP&Gの社員が企画を検討する際に用いる手法や資料を使う。衣類用の洗剤や柔軟剤市場に関する市場規模や自社が持つシェア比率などの情報も提供される。

 参加した松村泰平さんは「毎晩のように仲間とインターネット上で会議をした。実際の仕事のやり方がよく分かった」と言う。

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